ベター・オール:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ベター・オール
ベター・オール
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ベター・オール

1926年公開、戦争
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「馬車で風切る男」「恋は曲者変装自在」と同じくシドニー・チャップリン氏の主演し前記二映画と同じくチャールズ・F・ライズナー氏の監督したせ戦争を背景とした喜劇である。脚色者は監督ライズナー氏自身及びダリル・フランシス・ザナック氏との二人。原作者ブルース・ベェアンスファーザー氏はすべてベター・オールの漫画を書いた。それを更にアーサー・エリオット氏と協力して舜台劇にと合作した。助演者にジャック・アックロイド氏、ドリス・ヒル嬢、ハロルド・グッドウィン氏、エド・ケネディ氏、チャールズ・ジェラード氏等の顔が見えている。

ストーリー

敵味方猛烈な砲火を交えている仏国のある戦場に於て、三十年間忠良な陛下の軍人として二等卒を勤め続けているビル親爺は、休戦の合間に相棒のアルフとピガデリーの歌な興じていたが、意地悪のクイント伍長に怒鳴りつけられ、哀れやビルは休暇も貰えず、紙屑掃除を命じられた。彼は豚を追かけるうち、ガスパールの居酒屋の地下室へ迷い込み、ガスパールが伝書鳩を使って独軍と通信している証據を発見し、ガスパールを捕えたが、間諜のルセット少佐はビルを欺いてガスパールを逃がした。その晩兵士慰安の素人芝居が演じられ、ビルはアルフと共に馬の足になり、縫いぐるみを着て舞台の上を跳ね廻っていたが、独軍の来襲で味方は退却し、ビルとアルフは独兵に捕まった。しかし二人は独兵の衣服を奪って本部の周囲をうろついていた。ビルは司令官の給仕を命ぜられてドイツ語でベラベラ遺られて閉口したが、捕えられていた味方のバートの計らいで無事に済み、独軍の策戦をバートから味方へ知らせるよう頼まれ、自動車により更にオートバイに依り、あるいは敵の追跡を受け、あるいは味方の飛行機から爆弾を浴せられ乍、首尾よく敵の警戒線を突破した。その上ならずマセット少佐が鉄橋や市街を爆破するのを発見して彼を打ち倒した。司令官の一行が来た時少佐はビルを裏切者だと報告したので、哀れビルは銃殺されようとしたが、その時駈けつれたバートの証言でビルの大功が判り、売国奴の少佐は捕えられた。ビルは予ての望み通り、軍曹に昇進して大得意。

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作品データ

原題
The Better'Ole
製作年
1926年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー映画社
初公開日
1926年
製作会社
ワーナー・ブラザース映画
ジャンル
戦争


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