ベルス(1928):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ベルス(1928)
ベルス(1928)
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ベルス(1928)

1918年公開
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ストーリー

マチアス(フランク・キーナン氏)はアルサスの片田舎の小さな旅館の主人であった。貧乏な彼はクリスマスの日に地主のリスパール(ジョセフ・J・ダウリング氏)から地代を明朝までに是非とも払えと命じられて絶望的な気持ちになる。ちょうどそこへ雪路に疲れたポーランド生まれの猶太人コヴェスキー(バート・ロウ氏)が立ち寄り、1杯の酒に元気を回復して再び橇に乗って雪の中へ出発した。彼の革帯にあった大金がマチアスの脳裏にコビリ付き、彼の眼には壁に懸けてある手斧が映った。不圖恐ろしい考えが彼の頭に閃いた。クリスマスの朝マチアスは地主のリスパールに地代を払った。その後数年彼は裕福になって今は村長にも選まれ妻のカテリンや娘のアンネット(ロイス・ウィルソン嬢)と共に平和な月日を送っている。アンネットはかねて憲兵部長のクリスチァンと婚約の間である。めでたい元日にはアンネットとクリスチァンの婚礼の式が挙げられた。古い旅館の1室には楽しい晩餐の酒盛が始まる。席上催眠術師ガリの示す不思議な術を見たマチアスは2階の寝所へ入ってから、己が犯した罪が露現して捕縛され、催眠術によって白状させられる恐ろしい場面を夢に見る。激しい苦痛と恐怖の発作に襲われた彼は夢中で階下へ駆け下りて、妻の腕に抱かれたままこの世を去った。

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作品データ

原題
The Bells
製作年
1918年
製作国
アメリカ
配給
日活輸入
初公開日
1918年
製作会社
パテー特作映画


[c]キネマ旬報社