セルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンの娘、シャルロット・ゲンズブールが初監督作として母ジェーンを撮影したドキュメンタリー。娘たちへの想い、これまで感じた苦悩や後悔、長女ケイトを自死で失って以降の深い悲しみを、優しい時間の中に紡ぎ出す。第75回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション、第48回セザール賞最優秀ドキュメンタリー賞ノミネート。
ストーリー
2018年、東京。シャルロット・ゲンズブールは、母であるジェーン・バーキンを撮影し始める。これまで、他者と対峙したときに付き纏う遠慮のような感情が、母と娘の関係を歪なものにしてきた。母娘は、自分たちの意思とは関係ないところで距離を感じていた。ジェーンがセルジュの元を離れ、家を出て行ったあと、シャルロットは父の元で成長した。そんなシャルロットは、3人の異父姉妹のこと、次女である自分より長女ケイトを愛していたのではないかという疑念、公人であり母であり女である彼女の半生とはいったいどんなものだったのかを、ジェーンに聞いておきたかった。シャルロットはカメラのレンズを通して、初めて母親の真実と向き合う……。
キャスト
スタッフ
監督、脚本、製作
シャルロット・ゲンズブール
製作
マチュー・アジェロン
製作
マキシム・ドゥロネ
製作
ロマン・ルソー
撮影
アドリアン・ベルトール
美術
ギョーム・ランドロン
編集
ティアネス・モンタセール
追加編集
アンヌ・パーソン
音響
ジャン=リュック・アウディ
音響
マルタン・ラノー
音響
サミュエル・デローム
音響
マルク・ドワーヌ
日本語字幕翻訳