誇り高き反逆者:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
誇り高き反逆者
誇り高き反逆者
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誇り高き反逆者

1959年12月5日公開、103分、戦争
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南北戦争直後の北部アビデンを舞台に不具の子供を持った父の父性愛を描いたドラマ。ジェームズ・エドワード・グラントの原作を、ジョセフ・ペトラッカとリリー・ヘイワードが共同で脚色、「決断」のマイケル・カーティズが監督した。撮影は「エデンの東」のテッド・マッコード、音楽は「大いなる西部」のジェローム・モロスが担当。出演は「悪人の土地」のアラン・ラッド、「恋は巴里で」のオリヴィア・デ・ハヴィランド、他にラッドの実子デイヴィッド・ラッド、ディーン・ジャガー、セシル・ケラウェイら。製作サミュエル・ゴールドウィン・ジュニア。

ストーリー

南北戦争で自分の邸と妻を亡くしたジョン・チャンドラー(アラン・ラッド)は、息子のデイビッド(デイヴィッド・ラッド)と愛犬ランスをつれて北部のアビデンにやって来た。デイビッドは母が殺されたショックで口がきけなくなり、親子は名医を探して旅をつづけていた。ジョンは町の医者デイビスに子供を診せた。彼はミネソタにいる友人の医者を紹介してくれた。が、彼には旅費がなかった。親子が町で買物をしていると、羊追いのうまいランスを牧童のジェブとトムが盗もうとした。駆けつけたジョンに2人は難癖をつけ、喧嘩になった。そこに2人の父バーリーが来てジョン殴打した。騒ぎは保安官にみつかり、裁判にかけられた。南部人のジョンにはすべてが不利だった。罰金30ドル、彼は払えない。騒ぎを目撃した農園主のリネット(オリヴィア・デ・ハヴィランド)が同情してたてかえてやると申し出た。かわりにジョンは農園で働いた。バーリーは自分の牧場を拡張するため、女1人のリネットに何かと嫌がらせをした。ジョン親子はよく働いた。ある日、デイビスが友人から子供を診察しようという知らせを持ってきた。が、金がない。ジョンはランスを売ろうと思ったが出来なかった。納屋が何者かによって焼かれた。ジョンはリネットのためこの土地に残る決心をした。町の祭の日、みんなは着飾って町に出た。デイビッドは町の子供から「唖、唖」とからかわれた。それをみたジョンは手術を決意し、ランスを子供に内証で売った。待望の結果は失敗だった。家に帰ったデイビッドは狂気のようにランスを探した。ジョンが真相を話したが、彼の怒りはとけなかった。ジョンは町に犬を返してもらいにいった。が、男は賭に負けバーリーにランスを渡してしまった。ジョンはバーリーと対決するため、拳銃を持って彼を訪ねた。バーリーはジョンを大泥棒に仕立て、彼を射殺するつもりだった。ジョンの後を追ってデイビッドがやって来た。納屋は包囲された。ジェブが後にまわった。それをみたデイビッドは思わず父の名を呼んだ。ショックで彼は話せるようになったのだ。ジェブとバーリーは死んだ。ランスを連れた親子は、リネットの待っている農場に向かった。デイビッドを抱きしめる彼女の眼に、涙が光っていた。

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作品データ

原題
Proud Rebel
製作年
1959年
製作国
アメリカ
配給
大映
初公開日
1959年12月5日
上映時間
103分
製作会社
サミュエル・ゴールドウィン・ジュニア・プロ映画
ジャンル
戦争


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