星のない男:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
星のない男
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星のない男

1955年4月13日公開、89分、西部劇
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「六つの橋を渡る男」のアーロン・ローゼンバーグが1955年に製作した色彩西部劇。ディ・リンフォードの原作から「ヴェラクルス」のボーデン・チェイスと「凸凹火星探険」のダニエル・D・ビューチャンプが脚色、「ルビイ」のキング・ヴィダーが監督した。テクニカラー撮影は「異教徒の旗印」のラッセル・メティ、音楽は「異教徒の旗印」のジョセフ・ガーシェンソンである。「ユリシーズ」のカーク・ダグラス、「ジャングルの決闘」のジーン・クレイン、「紅の翼(1954)」のクレア・トレヴァー、「紅の翼(1954)」のウィリアム・キャンベル、「六つの橋を渡る男」のジェイ・C・フリッペン、マーナ・ハンセン、マラ・コーディらが出演する。

ストーリー

デムプシー・レイ(カーク・ダグラス)という流れ者の牧夫とまだ青二才のジェフ(ウィリアム・キャンベル)が貨物列車に便乗して西部のある町にやって来た。デムプシーは酒場を経営している昔馴染みの女アイドニー(クレア・トレヴァー)を訪ね、その酒場で知り合ったストラップのおかげで、ジェフと一緒に三角牧場に雇われることになった。拳銃を持たぬデムプシーはアイドニーから銃を借りて牧場で働き、その合間に、拳銃捌きや馬の扱い方をジェフに教えこんだ。ある日、2人は隣の丸C牧場主のキャシディ家を訪問した。ジェフとキャシディの娘テスとは忽ち仲好くなり、一同は楽しく食事したが、デムプシーはキャシディの持っている有刺鉄線を見ると顔色を変えた。彼は誰にも言わなかったが、以前テキサスで、針金の柵をしたことから牧場間に争いが起こり弟がそのために死んだ経験を持っていたのだ。それ以来、彼は極度に針金を嫌うようになっていた。新しい三角牧場主として東部から来たリード・ボーマン(ジーン・クレイン)は更に1万頭の牛を放牧する計画を立て、デムプシーに、ストラップに代わって牧夫頭になってくれと頼んだ。デムプシーは、名義上の頭をストラップにしておくこと、高給の代わりにリードが欲しいことを条件に、彼女の接吻を獲得して承諾した。やがて、テキサスから牛1万頭を連れてデムプシーの顔見知りのやくざスティヴが仲間たちとやって来た。丸C牧場では牧草を確保するため、針金の柵をめぐらせた。柵にからんで両牧場に争いが起り、発砲しようとしたジェフはデムプシーにとめられた。いや気のさしたデムプシーはジェフを置いて牧場を去った。連日酒にうさ晴らしをしたのち、アイドニーに拳銃を返して町を去ろうとしたところを、スティヴ一味からからかわれ、彼は袋叩きにされた。復讐に立った彼は丸C牧場側について三角牧場に逆らった。スティヴと仲違いしたジェフも丸C側につき、2人はスティヴ一味が起こした牛の暴走を巧みに捌いて、デムプシーはスティヴを倒した。そして一緒に行きたがるジェフに、テスと結婚しろと言って自分はただ1人北へ去って行った。

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作品データ

原題
Man Without A Star
製作年
1955年
製作国
アメリカ
配給
ユニヴァーサル映画会社
初公開日
1955年4月13日
上映時間
89分
製作会社
ユニヴァーサル映画
ジャンル
西部劇


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