舗道の青春:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
舗道の青春
舗道の青春
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舗道の青春

1936年公開
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「無法地獄」のチェスター・モリスと「奇傑パンチョ」のフェイ・レイと「オペラ・ハット」のライオネル・スタンダーが主演する映画で、オクタヴァス・ロイ・コーエンの原作を「夢の並木路」のハワード・J・グリーンが脚色し、「青春の抗議」「生活と恋愛」のアルフレッド・E・グリーンが監督、「脱線僧正」のジェームズ・ヴァン・ツリースが撮影した。助演は「巌窟王(1934)」のレイモンド・ウォルバーン、「大陸間諜戦」のヘンリー・モリスン、ケネス・ハーラン等である。

ストーリー

タクシー運転手ジミー・ドンリンには社交界専門の新聞記者クリフトンが定得意だった。ある日ジミーが富豪フレッチャー家の門前で、クリフトンを待っていると、花嫁衣装の娘がフレッチャー家から彼の車に飛び込んできた。聞くと彼女はエドナ・フレッチャーで結婚が嫌で逃げだしたのだという。頼まれるままにジミーは彼女を自分のアパートに匿ってやった。ところが彼女はエドナではなく、マネキンのメエリー・トレントンという娘で、エドナのために花嫁衣装モデルとして商売に行っているとき、真珠の首飾りが紛失し、その嫌疑を被って逃げだしたのだった。そして翌朝メエリーが着ている花嫁衣装から首飾りが落っこちた。ところがその首飾りは安い偽真珠であった。ジミーは運ちゃん仲間のフィンガースと記者クリフトンに相談して、何とかメエリーの嫌疑を晴らす方法はないかと知恵をしぼる。よく考えてみると、メエリーはフレッチャー家を飛び出すときに社交界の碌でなし青年スチュアートが馴れ馴れしく逃げるのを助けたことを思い出した。社交界通のクリフトンはスチュアートは文無しであることを知っており、彼が本物を盗んで、嫌疑をメエリーに被せようと企んだにちがいない、と推理する。そこでメエリーはスチュアートに相談があるといってジミーの車でドライブし、その間にクリフトンとフィンガースがスチュアートのアパートを捜索した。ところが首飾りはない。一方ジミーはスチュアートを殴り倒して彼のアパートに担ぎ込む。アパートでは怪しんで警官を呼び、一同は拘束される羽目となった。そのときフィンガースが間違えて被ったスチュアートの帽子から首飾りが出てきたので万事円満に解決した。

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作品データ

原題
They Met in a Taxi
製作年
1936年
製作国
アメリカ
配給
コロムビア支社輸入
初公開日
1936年
製作会社
コロムビア映画


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