ホノルル:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ホノルル
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ホノルル

1939年公開
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「踊る不夜城」「踊るアメリカ艦隊」のエリナー・パウエルが主演する映画で、「海の若人」「花嫁は紅衣装」のロバート・ヤング、「踊る騎士」のジョージ・バーンズ及びグレイシー・アレンが共演する。脚本は「青春の溜息」のハーバード・フィールズと「ロジタ(1936)」のフランク・バートスとが協力して書卸し、「令嬢見学」「新妻はタイピストから」のエドワード・バゼルが監督に当り「サラトガ」「テスト・パイロット」のレイ・ジューンが撮影した。助演者は「忘れがたみ」のリタ・ジョンソン、「新天地」のクラレンス・コープ、「わが家の楽園」のエディ・ロチェスター・アンダーソン、新進のルース・ハッシー、アン・モーリス、ジョー・アン・セイヤーズ等の面々である。ダンス振付は「コリーン」のボビー・コリノーとと「新人豪華版」のサミー・リーが、音楽場面構成は「踊る不夜城」のメリル・パイが、それぞれ受持っている。

ストーリー

映画スターのブルックスは主演映画の試写会がハリウッドで開かれた時、殺到する女性ファンを逃れて秘かに家へ帰った。すると彼に瓜二つの青年ジョージが、ブルックスと間違えられてファンに押し寄せられ、人事不省となって病院自動車で運ばれて来た。ジョージはハワイのパイナップル栽培業者だったが、彼がニューヨークへ行きたがっているのを知るとブルックスは容貌が酷似しているのを幸いに互いに姓名を交換してジョージはニューヨークへ、ブルックスはハワイへ出帆した。その船にはハワイへ行く踊り子ドロシーが友人ミリーと一緒に乗っていた。ミリーは彼が映画スターでないと聞いて落胆したが、ドロシーはかえってそのために彼と恋に落ちた。その頃ブルックスと名乗ってニューヨークへ行ったジョージは、たちまち女性ファンに押し寄せられて負傷し入院するような結果になる。そこでブルックスの支配人ジョウに向って、実はハワイの青年だと打明けたところ、支配人はブルックスが精神錯乱したと信じて監禁してしまう。船中の2人は楽しい航海をつづけてハワイへ着き、その夜の晩餐を約して別れた。ところがブルックスが農園へ行ってみると、ジョージの恋人セシリアから仮装会の招待状が来ている。しかもジョージはセシリアの父親から5万ドル盗難の容疑さえかけられている。ブルックスはようやく仮装会を抜出してドロシーの家へ行ったが、約束を守らなかったため彼女は腹を立てて口も聞かない。やっとミリーの取りなしで機嫌を直し、2人はワイキキの海岸へ馬車を走らせ、折しも豪華な土地の祭礼が催されていたのでドロシーは女たちの衣裳を借りて踊り狂った。翌朝ブルックスは5万ドル盗難事件の犯人として投獄された。今になって彼はジョージでないと言っても誰も信用しない。そこでニューヨークにいる支配人に電話をかけ、ジョージを連れて飛行機で駆けつけさせた。そして万事丸く収まり、ブルックスはドロシーと結ばれジョージもセシリアと結婚することになった。

映画レビュー

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作品データ

原題
Honolulu
製作年
1939年
製作国
アメリカ
配給
三映社
初公開日
1939年
製作会社
フランスベルジョルズ映画


[c]キネマ旬報社