インディアン・ランナー:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
インディアン・ランナー
インディアン・ランナー
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インディアン・ランナー

1991年11月2日公開
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実直な兄と性格粗暴な弟の関係を通じて、兄弟とは家族とは何かを描くドラマ。監督はこれが初演出となる「カジュアリティーズ」等の性格俳優ショーン・ペン。ブルース・スプリングスティーンの『ハイウェイ・パトロールマン』を基に脚本も執筆している。エグゼクティブ・プロデューサーは「テキーラ・サンライズ」のトム・マウント、スティーブン・K・バノン、マーク・ビスグイアー。撮影は「キャット・チェイサー」のアンソニー・リッチモンド、音楽を「リベンジ」のジャック・ニッチェが担当。出演は「逃亡者(1990)」のデイヴィッド・モース、ピゴー・モンテンセン、「ホット・ショット」のヴァレリア・ゴリノほか。

ストーリー

1968年、ネブラスカ州プラッツマウス。パトロール警官ジョー・ロバーツ(デイヴィッド・モース)は、抵抗する被害者を正当防衛ではあるが、ハイウェイで射殺、苦い悔恨が残つている。ジョーにはメキシコ人の妻マリア(ヴァレリア・ゴリノ)、と幼い子供が1人、近所には老いた父(チャールズ・ブロンソン)と母(サンディ・デニス)が住んでいた。家族は農業を営んでいたが、時代の波と共に土地を売り払い都市部に移り住んでいった。ジョーにはフランクという兄の温和の性格とは反対に性格粗暴な弟がいた。フランクはベトナム戦争に参加、3年振りに帰ってきたがまたもや何処かへと去っていった。半年後、ジョーはフランクが刑務所に入っているのを知り、その出所の日、彼を迎えにいくがフランクを出迎えたのはドロシー(パトリシア・アークェット)という女の子だった。仲睦まじい2人の姿を見てジョーは名乗り出る事が出来ずに2人の後を追って、ホテルの部屋を訪ね再会を果たすのだった。しかし喜びもつかの間、家族を不幸が次々と襲った。母が死に、そのショックから父も自らの手で命を断ったのだ。ジョーはフランクをなんとか正業に就かせようとするが、彼の理由なき犯罪行為を止められなかった。しかし、ドロシーがフランクの子を身ごもり、ジョーは2人のためにささやかではあるが結婚式をあげさせるのだった。これを契機にフランクは落ち着くかと思ったが、さらにエスカレートしていき、ドロシーがまさに出産するという晩にフランクはバーで泥酔、バーテンダー(デニス・ホッパー)を殺してしまう。逃げるフランクを追うジョー、あともう少しで捕まえられる瞬間、やはり弟を逮捕できずフランクは闇の中に姿を消していくのであった。

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作品データ

原題
The Indian Runner
製作年
1991年
製作国
アメリカ
配給
コロムビア・トライスター映画
初公開日
1991年11月2日
製作会社
ザ・マウント・フィルム・グループ作品


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