ボクは芸人:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ボクは芸人
ボクは芸人
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ボクは芸人

1934年公開
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「爆弾の頬紅」「米国の暴露」のリー・トレイシーが「わたしのすべてを」「コングの復讐」ノヘレン・マック及び「喝采」「河宿の夜」のヘレン・モーガンと共に主演する映画で、エリザベス・アレクサンダーの原作を「歓呼の涯」「ある日曜日の午後」のグローヴァー・ジョーンズ、ウィリアム・スレイヴンス・マクナットの2人組が潤色し、「南瓜とお姫様」「青春罪あり」のウォルター・デレオンが脚色し、「失恋相談欄」「素晴らしき人生」のアルフレッド・ワーカーが監督に当たり「合点!!承知!!」「絢爛たる殺人」のレオ・トーヴァーが撮影した。助演者は「可愛いマーカちゃん」のリン・オヴァーマン、無銘から抜擢された新子役デイヴィッド・ジャック・ホルト、「恋の手ほどき(1933)」のアーサー・ピアソン、ディーン・ジャガー、アイリーン・ウェーア等である。

ストーリー

フロレット・ファクスンは旅の劇場で夫のダニイに死なれてしまった。夫と組んで舞台に出ていた彼女は1人では舞台に出ることは出来なかったが、一座にバッド・ハニガンと呼ぶ親切な役者が居て、彼の口添えであるビア・ガーデンの余興に出ることとなった。ビア・ガーデンにハップ・スタンレイという芸人が出ていたが、かれはフロレットと組んで出演するうち彼女と結婚することになった。ところがフロレットの子ジミイはハップと母の結婚を喜ばなかった。彼は心からの芸人であった父の魂を受け継ぎ、自分の芸で母を助け、他人の情にはすがりたくないと思っていたのである。ハップは邪魔なジミイを学校にやってしまう。もともとハップは浮気な男で、やがてフロレットにも飽き昔の情婦リタとよりを戻した。フロレットには暗い日が続いた。ある日、ハップはフロレットに別れ話を持ち出したが、その夜気が転倒したフロレットは舞台のブランコから落ちて、哀れにもこの世を去った。バッドは学校にジミイを訪ねたが、弱気な彼にはジミイに事実を話すことが出来ない。その日、学校ではボニイ・ケイという歌女が子供たちのために歌うことになっていた。ボニイはバドの昔の恋人だった。彼は酒のため彼女と別れたのであるが、ボニイ派彼と別れてから、今では一流の芸人になっていた。バッドはジミイのおかげでぼにいに会い、子供がくさびとなって、2人は昔の恋を取り戻すことが出来た。だが、可愛そうなジミイにはどうしても母の死を伝える事は出来なかった。1年契約で外国の旅興行に出たと教えて、ボニイと3人、新しい生活に入ったのである。やがて、新しい母がジミイに母の死を忘れさす日も来るであろう。

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作品データ

原題
You Belong to Me
製作年
1934年
製作国
アメリカ
初公開日
1934年
製作会社
パラマウント映画


[c]キネマ旬報社