僕はツイてる:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
僕はツイてる
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僕はツイてる

1958年4月1日公開
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「掠奪された七人の花嫁」「野郎どもと女たち」の振付けを担当したマイケル・キッドが、ダニー・ケイを主演にして監督に転じた第1作。ポール・ギャリコのストーリーを「ラスヴェガスで逢いましょう」のイソベル・レナートとI・A・L・ダイアモンドが脚色。「魅惑の巴里」のロバート・サーティースが撮影した。音楽は「八月十五夜の茶屋」のソール・チャップリン。振付けはキッド自身。主演は「ダニー・ケイの黒いキツネ」のダニー・ケイに「葡萄の季節」のピア・アンジェリ。コメディアンのバッカロニ、「メリイ・ウィドウ(1952)」のロバート・クート、英国TVスター、パトリシア・カッツ等が助演。

ストーリー

父祖伝来の寄宿学校の教師であるアンドルー・ララビー(ダニー・ケイ)は、父と許婚者レチチア・フェアチャイルド(パトリシア・カッツ)の期待をになって、ホッデン牧草地に急いでいた。そこには、古代ローマ帝国以来、誰にも発見されずに埋もれている牧羊神の像があるのだ。それを発掘して、父のあとを継ぎ、許婚者と結婚するための名声を築きあげなければならない。やがて目的地についたアンドルーは驚いた。そこにはガリエ・サーカス団がテントをはっていたのである。彼は持ち前の楽天的な気質で彼等とたちまち仲よしになってしまった。陽気な団長ガリエ(バッカロニ)と美しい綱渡り娘セレナ(ピア・アンジェリ)は、彼の目的を知って好意をよせた。発掘中にライオンの檻の中に出てしまったりしながらも、仕事はつづく。ところが、ある日、土砂くずれがおきて、アンドルーと、遊びにきていたセレナが生埋めになってしまった。翌朝2人は、助け出されたが、一緒に一夜を過ごしたことから、結婚しなければならぬ羽目になってしまう。しかしセレナはアンドルーがあまり悲しんでいるので、彼を逃がしてやった。学校にかえったアンドルーに、許婚者との結婚式が近づいた前夜、セレナとチンパンジーが彼の部屋にしのびこんできた。みると彼女は、彼が探していた牧羊神の像をもっている。あの生埋め事件のあとでチンパンジーがみつけたのである。彼女とチンパンジーを、寄宿学校の生徒たちは大歓迎である。彼女は翌朝の結婚式のことを聞いて去っていく。さて翌朝、式に参列するはずの生徒たちが1人もいなくなった。アンドルーがサーカスに行ってみると案の定彼等はそこにいた。しかしサーカス団員たちに追われて、彼は空中ブランコに追い上げられ、大騒ぎである。一同は事情を知ってやがて騒動はおさまった。ウェッディングベルが鳴り、結婚式が始まろうとする。しかしこの時になって、アンドルーが選んだ花嫁はセレナだった。

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作品データ

原題
Merry Andrew
製作年
1958年
製作国
アメリカ
配給
MGM
初公開日
1958年4月1日
製作会社
MGM映画


[c]キネマ旬報社