ボビーの凱歌:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ボビーの凱歌
ボビーの凱歌
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ボビーの凱歌

1936年公開
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「ボビーの初舞台」と同じくカート・ニューマンが監督したボビー・ブリーン主演映画で、C・V・ジェミソン夫人作の物語を「東への道」のウィリアム・ハールバットと「悪魔島脱出」のアール・スネルが協力脚色したもの。助演者は「妻と女秘書」のメイ・ロブソン、「スイング」のチャールズ・バターウォース、、「四つの恋愛」のアラン・モーブレイ、「暁の爆撃機」のベニタ・ヒューム、「模倣の人生」のルイス・ビーヴァース、子役マリリン・ノールデン等である。カメラは「高飛び成層圏」のチャールズ・エドガー・シェーンバウムの担任で、音楽指揮はドクター・ヒューゴー・リーゼンフェルドが当たり、合唱はホール・ジョンソン合唱団が出演している。

ストーリー

南北戦争後のニュー・オーリーンズに花売りの美声の少年がいた。彼はフィリップという親のない白人の子で、トワネットという黒人の女に養われて来たのである。ジョゼフ神父は不審に思い、色々調べると、フィリップはニューヨークに住むエインスワース夫人の孫であるらしいことが判った。教父の知らせを受け取ったが、夫人は半信半疑で、同居している姪ジュリヤの夫レイトンを遣わして、調べさせた。ジュリヤは自分の娘ルシルに、伯母の財産を継がせたいので、たとえフィリップがエインスワース夫人の死んだ息子の実子であっても、難癖をつけて否定することを夫に依頼したのであった。しかし人の好いレイトンは、教父とトワネットの話を信じないではいられなかった。かくてフィリップはニューヨークの祖母の邸に引き取られた。しかし確証がないのでエインスワース夫人は依然半信半疑だった。ジュリヤはフィリップを追い出そうと、あらゆる手段を弄した挙げ句、秘かに孤児院に引取り方を交渉した。が純真なフィリップはいつか祖母の心を掴んでしまった。歌の上手な彼に南部の唄を歌わせたりして、エインスワース夫人は彼を愛するようにさえなったのである。ルシルの誕生日の夜、フィリップは明日孤児院行きだ、とルシルに言われ、夜中に家出しようとした。その結果ジュリヤの企みが暴れてかえってジュリヤ親娘三人が追い出され、エインスワース夫人はトワネットをも引取り、フィリップに幸福な日が来た。

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作品データ

原題
Rainbow on the River
製作年
1936年
製作国
アメリカ
配給
RKOラジオ支社
初公開日
1936年
製作会社
RKOラジオ映画


[c]キネマ旬報社