ボビーの初舞台:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ボビーの初舞台
ボビーの初舞台
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ボビーの初舞台

1936年公開、70分
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少年テナー歌手として米国のラジオ界で人気あるボビー・ブリーンが主演する映画である。脚本は「大陸の快男児」のダン・ジャーレットとドン・スイフトが協力書卸し「水兵がんばれ」「歓呼の夜」のカート・ニューマンが監督に当たり、ハリー・ニューマンが撮影した。助演は「少年G戦線」「僕は軍人」のヘンリー・アーメッタ、「忘れじの歌」のジョージ・ヒューストン、「男子牽制」のヴィヴィエン・オスボーン、「猛獣国横断」のグラント・ウィザース、「放送豪華版」のイネズ・コートニー、「人生は四十二から」のルシエン・リツルフィード等である。

ストーリー

ナポリのオペラ座で職を得た歌手レオン・アルバの妻アリスは米国人で、二人の間には一子ビリイがあった。レオンは自分の作曲した子守唄をいつもビリイに歌って聞かした。アリスは夫の地位に満足せずビリイを連れて米国へ帰ってしまう。八年後アリスは死亡しビリイは孤児院で養われていたが、天性の美しい声を持っていた。その頃町に軽業師ディアブロをスターとする興行があり、一座には昔ミラノのオペラ座にいた老歌手ジョウ・バスクァレがいた。ビリイは彼の歌が聞きたくてこっそり忍び込もうとしたところをジョウに発見されたが、親切な老人は舞台の横で見物さしてくれた。その夜ビリイはジョウの室に隠れて翌日まで見付からなかった。老人は彼が音楽の天分を持っていることを知って、かつて育て上げたローザ・ドネリと同様に少年も歌手に仕上げようと思う。一方レオンはニューヨークへ渡って独唱会を開くことになり、傍ら行方不明の妻子を探している内、ローザと親しくなる。ディアブロはビリイの歌で一儲けしようと考え、孤児院から買取ろうとする。役人が来たのを見るとジョウとビリイはニューヨークへ逃げ出しディアブロは後を追った。ジョウは有名な歌手に出世している教子ローザに助けを乞おうとしている内肺炎になる。ビリイは一人で彼女を訪れ窮情を訴え早速二人は彼女に引き取られた。数週間後ローザの独唱会にレオンも賛助出演をすることになった。彼はその時かつてビリイのために作曲した子守唄を歌った。ジョウはビリイがその歌を歌っているのを知っていた。レオンの独唱が終わった時老人はビリイにそれを歌わせた。そしてレオンの持っていた写真で二人は親子の対面をし、一同に幸福な日が訪れたのであった。

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作品データ

原題
Let's Sing Again
製作年
1936年
製作国
アメリカ
配給
RKOラジオ支社
初公開日
1936年
上映時間
70分
製作会社
RKOラジオ映画


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