舞台を中心に活躍する俳優・田中稔彦が初監督・脚本を手掛け、第53回ロッテルダム国際映画祭タイガーコンペティション部門にて最優秀作品賞を受賞した人間ドラマ。東京で暮らす光莉は真斗が撮った1枚の写真に心惹かれてポートレートの撮影を依頼する。真斗は北海道に住む失聴者の風景写真家だった。真斗は光莉の依頼を引き受け、二人の交流が始まる。光莉を「有り、触れた、未来」の鈴木タカラが、真斗を田中稔彦自らが演じた。東京と北海道を舞台に、人間の弱さや脆さを、自然の悠然さや美しさと対比させて描いていく。
ストーリー
松下光莉(鈴木タカラ)は、自分の存在の希薄さを感じていた。ある日1枚の写真に心惹かれ、その写真を撮った内海真斗(田中稔彦)に、自分のポートレート写真を撮ってほしいとメールする。しばらくして光莉が忘れたころに、真斗からメッセージが返ってくる。そこには、人物の写真は撮ったことがない、そして耳が聴こえないので上手くコミュニケーションがとれないかもしれない、それでもよければと記されていた。真斗は北海道で暮らす風景写真家だった。東京と北海道に住む光莉と真斗の周囲の人々もまた、さまざまな問題を抱えていた。彼らは少しずつ影響を与えあい、やがて脆く崩れていき……。
スタッフ
監督、脚本、編集、空撮
田中稔彦
撮影、監督補
池田彰夫
撮影
仲島義侍
撮影
新井衣莉果
撮影
空村祐介
音楽
野田"s.i.s"浩平
衣装
西田さゆり
ヘアメイク
木原真由子
ヘアメイク
YUKA
ヘアメイク
田中紫央
照明
大久保佳織
録音
湯浅香奈
音響効果
田中秀樹
助監督
高橋温華
助監督
真田大誠
助監督
遠藤圭吾
衣装助手
南恩貞
制作担当
藤元琳
宣伝プロデューサー
南野こずえ
キービジュアルデザイン
上野治郎
キービジュアルデザイン
本間健太郎
空撮、山岳ガイド
大塚友記憲
車両
及川崇治
スチール撮影
富田大樹
題字
書do家織臣
制作
青木和幸
制作
舘若奈
医療指導
柳田由美子
山岳ガイド
鳥羽晃一
山岳ガイド
松野智久
占冠村ロケサポーター
阿部貴裕
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Rei
- 映倫区分
- G
- 製作年
- 2024年
- 製作国
- 日本
- 配給
- No Saint.&Bloom
- 初公開日
- 2024年5月31日
- 上映時間
- 190分
- 製作会社
- (制作プロダクション No Saint.&Bloom)
[c]キネマ旬報社