ウーマン・イン・レッド:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ウーマン・イン・レッド
ウーマン・イン・レッド
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ウーマン・イン・レッド

1985年3月30日公開
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絶世の美女に恋する中年男の姿を描く。エグゼクティヴ・プロデューサーはジャック・フロスト・サンダース、製作はヴィクター・ドレイ。イヴ・ロベール監督作Un elephant catrompe enirimementのジャン・ループ・ダバディの脚本を基に、ジーン・ワイルダーが脚色、自ら監督した。撮影はフレッド・シュラー、音楽はジョン・モリスが担当。スティーヴィー・ワンダーが作詞・作曲した歌を、ワンダーとディオンヌ・ワーウィックが歌っている。出演はジーン・ワイルダー、チャールズ・グローディン、ジョセフ・ボローニャ、ケリー・ルブロックなど。ドルビー・ステレオ。

ストーリー

サンフランシスコ市のPRを担当しているテディ・ピアス(ジーン・ワイルダー)は、すごく真面目で純情で、妻のディディ(ジュディス・アイヴィー)にも貞節を守っている。ある朝、出勤途中に見かけた赤いドレスの女に心を奪われてしまう。彼女が隣りのオフィスに来ているのを見たテディは早速電話し、デートの約束をとりつける。ところが実は、同僚のミス・ミルナー(ギルダ・ラドナー)相手に話をしていたのだ。その夜、テディが帰宅すると、友人のジョー(ジョセフ・ボローニャ)とその妻テレサの破局に心を痛めていたディディから、浮気をしたら許さないと言われてしまう。気おくれしたテディはデートをすっぽかしてしまったため、ミス・ミルナーは逆上し、オフィスで復讐戦を展開し出す。そんなおり、例の美女が、新しい宣伝キャンペーンに選ばれたモデルであることを知り、テディの胸は再度、燃えあがる。彼女が乗馬好きであると聞いたテディは、自分も馬を借り公園内を捜していると、バッタリ、その女性、シャーロット(ケリー・ルブロック)と出会い、親しくなる。デートの約束をとりつけたテディが、その場所に行くと、ロスにいたシャーロットから電話が入り、こっちで一晩すごさないかと誘われる。適当な口実をもうけテディはロスヘ向け飛び立つが、悪天候のため飛行機は着陸できず、サンディエゴで一人寝するハメになる。そんなことにもテディはめげることなく、シャーロットとの密会をアレンジ。2人きりになる前に、祖母の誕生日を祝おうとシャーロットとともにアパートを訪ねたテディは、愕然とする。翌日が誕生日であるテディのためのびっくりパーティだったのだ。機転を利かせたバディ(チャールズ・グローディン)が、自分がシャーロットのエスコートであるかのようにふるまってくれた上、パーティの終わりには、テディをディディや家族から解放させるため仲間達と一芝居うってくれる。シャーロットとの心おきないデイトが、仲間からの誕生日プレゼントだったのだ。めでたく2人はシャーロットのアパートでベッドインというところで、パイロットをしている彼女の夫が帰ってきてしまう。あわてて窓の外に隠れるテディ。彼を自殺志願と誤解した群集が、アパート前で騒ぎ出し、レスキュー隊やテレビ局がくるという一騒動に発展する。みじめな状況で、シャーロットと夫のむつごとを耳にしたテディは、自分のバカさかげんに気づき、妻を愛そうと心に誓うのだが、下に広げられた消防ネットに落ちていくテディの目に、ブロンドの新聞社のカメラ・ウーマンの姿が目に飛びこんでくる…。

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作品データ

原題
The Woman in Red
製作年
1984年
製作国
アメリカ
配給
オライオン=ワーナー映画
初公開日
1985年3月30日
製作会社
ヴィクター・ドレイ・プロ作品


[c]キネマ旬報社