ミシシッピの賭博師:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ミシシッピの賭博師
ミシシッピの賭博師
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ミシシッピの賭博師

1953年5月26日公開
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テッド・リッチモンドが製作し、「盗賊王子」のルドルフ・マテが監督にあたったテクニカラーの1953年作品で、ミシシッピ河の河蒸気を職場にする19世紀の紳士賭博師の物語。オリジナル脚本は「密輸空路」のシートン・I・ミラー、撮影は「盗賊王子」のアーヴィング・グラスバーグ、作曲はフランク・スキナーの担当。主演は二十世紀フォックスを離れたタイロン・パワー(「黒ばら」)のほか第1回出演をはじめ、「盗賊王子」のパイパー・ローリー、「怒りの河」のジュリー・アダムスの3人、「世界を彼の腕に」のジョン・マッキンタイア、ポール・カヴァナー「ユーモレスク(1946)」、ジョン・ベアらが助演する。

ストーリー

1853年のこと。ミシシッピ河にのぞむセント・ルイスの桟橋に、ニューヨークからマーク・フェロン(タイロン・パワー)という青年がやって来た。彼は河蒸気の賭博で正しい勝負をして賭博渡世をしようと決心しており、そこで知り合った老人の賭博師ポリイ(ジョン・マッキンタイア)と一緒に河蒸気に乗り込んだ。マークは船の賭博でいかさま師や実業家の息子ローランらを相手に大勝を博し、ローランは借金を家宝の首飾で払った。だがこの首飾はローランの妹アンジェリク(パイパー・ローリー)のものであり、そんなことからマークは彼女と知り合ったが、アンジェリクは彼に激しい反感を抱いていた。マークとポリイはいかさま師に襲われて船から逃れ、ニュー・オリーンズへ行った。そこのフェンシングの道場で、マークはアンジェリクの父エドモン・デュルウに会い、彼がマークの父から剣の教えを受けた身であったのでたちまち2人は親密になった。アンジェリクには若い銀行家が求婚していたが、彼女の心はマークを憎みながらも何か彼に惹かれるものを感じていた。マークは河蒸気で稼ぎ続けるうち、賭博に敗けて自殺した男の妹アン(ジュリー・アダムス)の面倒をみることになった。ローランはアンをみて一目惚れしたが、アンはマークに惹かれており、成り行き上、ローランはマークに決闘を挑んだ。ローランは決闘場で卑怯な振る舞いに及び、家から勘当を受け、やがて非業な最後を遂げた。アンジュリクは銀行家の求婚を受け入れたが、夫は公金を誘帯して失踪してしまった。アンジェリクの心はマークにあった。マークにしても同じ気持ちで、アンは自ら身を引き、しばらくマークとアンジェリクは結ばれた。

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作品データ

原題
The Mississippi Gambler
製作年
1953年
製作国
アメリカ
配給
ユニヴァーサル日本支社
初公開日
1953年5月26日
製作会社
ユニヴァーサル映画


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