緑の処女地:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
緑の処女地
緑の処女地
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緑の処女地

1931年公開
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エリザベス・M・ロバーツの小説からエディス・エリスの助力を得て「肉体の呼ぶ声」の監督者チャールズ・ブレイビンが脚色し、メガフォンをとり、「接吻」のウィリアム・ダニエルス、「異教徒」のクライド・デ・ヴィナが撮影したもので主なる出演者は「船出の朝」のジョン・マック・ブラウン、「彼女は戦いに行く」のエリナー・ボードマン、ルシル・ラ・ヴァーン、アニタ・ルイズ、ギャヴィン・ゴードンなどである。

ストーリー

西部開拓の声が東部一帯に提唱された頃ヴァージニア州では住民の間に移住熱がたかまりケンタッキー指して出発することになった。バークは指導者として選ばれ、いよいよ出発の当日相思の仲のディオニーと結婚し、相携えて出立した。ディオニーと幼い頃から親密で秘かに彼女を恋していたエヴァンも一行に加わった。一行は先発者ジェームス・ヘロッドがインデアンの襲撃に備えるため築いた砦に安着しここで開拓事業に従事するとになる。バークは開拓者として人に抜きんでて働いた。移住民の飢えを救うため懐妊している妻を残して糧を得るべく家を空けねばならぬこともあった。彼の留守中に可愛い赤ん坊が生まれ、無事使命を果たして帰って来た彼の喜びもつかの間、同じ留守中に母がインディアンの毒手に倒れたことを知って日夜煩悶した。遂に彼は意を決して仇を討つべく家を出た。気丈な妻のディオニーは涙を隠して送りだす。2年の歳月は流れるごとく去ったがバークの消息がない。突然意外なる報知がエヴァンによりもたらされた。バークは仇のインディアンを討ったが、米人に反感を抱く英国官憲がインデアンを使い彼を殺させたという。悲嘆に暮れるディオニーをエヴァンはいたわった。そして2人の間に愛が芽生えて結婚した。ある雪の日、死んだと思ったバークが帰って来た。意外なる様を目撃した彼は憤怒に燃えてエヴァンと争わんとしたが妻にとめられて耐えた。エヴァンはディオニーの心の奥にあるバークに対する強い愛を悟った。そして2人の幸福を祈って立ち去るのであった。

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作品データ

原題
The Great Meadow
製作年
1931年
製作国
アメリカ
配給
MGM支社
初公開日
1931年
製作会社
M.G.M 映画


[c]キネマ旬報社