緑の灯:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
緑の灯
緑の灯
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緑の灯

1937年公開
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「進め龍騎兵」「海賊ブラッド」のエロール・フリンと「真夏の夜の夢」「風雲児アドヴァース」のアニタ・ルイズが主演する映画で、「愛と光」のロイド・C・ダグラス作の小説を「快勇二丁拳銃」のミルトン・クリムスが脚色し、「真珠の首飾」「ますらを」のフランク・ボーゼージが監督に当たり、「黒地獄」のバイロン・ハスキンが撮影した。助演俳優は「生活と恋愛」「Gガン」のマーガレット・リンゼイ、「噫無情」「来るべき世界」のサー・セドリック・ハードウィック、「三銃士(1935)」のウォルター・エイベル「風雲児アドヴァース」のヘンリー・オニール、「噫初恋」のスプンリグ・バイントン、「一対二」のエリン・オブライエン・ムーア等の面々である。

ストーリー

ニュゥエル・ペイジは外科の泰斗エンディコット博士の助手である。博士の病院に金持ちの未亡人デクスター夫人が入院しているが、彼女が死ねば財産の大部分は病院に寄付されることになっていた。夫人は快活な人だが、ペイジの診断では大手術を要する容態だった。博士の留守中に突然夫人の病勢が改ったので、ペイジは博士の帰りを待たずに手術を始めた。その時博士は株式仲買店で株の暴落のため無一文となったことを聞かされ、悄然として帰ってきた。病院では手術の最中であった。ペイジに代わって震える手にメスを執った博士は手術を誤ったため夫人は死亡した。ロンドンにいる夫人の娘フィリスは電報で母の訃を知る。ペイジと博士の外にはペイジと恋仲の看護婦長フランシスと手伝った他の医者だけしか、死亡の原因は知らなかった。ペイジは博士が死の真因を発表するだろうと待っていたが、博士は口を閉ざしていた。このためペイジはデクスター夫人死亡の責任者として辞職を余儀なくされる。心配したフランシスはかねて知り合いのハーコート牧師を訪ねて相談する。牧師は小児マヒを患ったために障害者である。その日に英国から来たフィリスも母の知人であった牧師を訪れ二人は親しくなる。数日後ペイジはフランシスの家でフィリスと顔を合わせたが、フランシスは彼の名を偽って紹介した。しかしそのうちにフィリスはペイジの素性を感づいて来たので、止むなく彼は本名を打ち明けた。母を殺したのは彼だと思っているフィリスは憤って去った。ペイジはモンタナの山中にある班點熱研究所にいる友人スタッフォードの許へ行き、そこで二人は班點熱に対する予防ワクチンを創製する。一方フィリスはペイジが誰かを庇って汚名を被ていると言うことに気が付き後を追ってモンタナ山中へ行く。ペイジは創ったワクチンの免疫性を試すため、自ら病菌の媒体である「木ダニ」に咬まれて、彼女が着いた時は既に病気に犯されていた。やがて彼の病気を知ったフランシスはエンディコット博士と共に飛行機で急行したが、二人が着いた時はペイジは死に瀕している。博士は昏睡しているペイジの前で、一同にデクスター夫人を殺したのは自分だと告白する。ペイジの容態はほとんど絶望の域に近づいた後、やっと危うく命を取り止めた。やがて新しい生活が人々の上に始まった。フィリスとペイジはニューヨークに帰ってハーコート牧師の司会で結婚し、フランシスはスタッフォードと共に別の研究所で働くことになり、エンディコット博士はモンタナで新生活に入った。

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作品データ

原題
Green Light
製作年
1937年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー支社
初公開日
1937年
製作会社
ファースト・ナショナル映画


[c]キネマ旬報社