港々に女あり:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
港々に女あり
港々に女あり
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港々に女あり

1928年公開
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「栄光への道」「雲晴れて愛は輝く」等の監督者ハワード・ホークス氏の原案に基づきジェームズ・ケヴィン・マッギネス氏がストーリーを立て、シートン・I・ミラー氏がそれを脚色したものから、ホウクス氏が監督したものである。主役は「栄光」「カルメン(1927)」出演のヴィクター・マクラグレン氏で「オール持つ手に」「狂乱街」等出演ののルイズ・ブルックス嬢が特にパ社よりフォックス社に借りられて相手役を勤め、舞台出のロバート・アームストロング氏がまた重要な役を演ずる。その他、リーラ・ハイアムス嬢、マリア・アルバ嬢、フランシス・マクドナルド氏等、助演。

ストーリー

スパイク・マッデンはある不定期船の一等運転士で、生粋の海の男であった。彼は世界中を股にかけていた。で、彼は世界中の港々に馴染みの女がいた。彼はその女に会うのを楽しみに航海を続けていた。が、近頃、彼には腐りが続いている。オランダの馴染みの女はもう結婚して子供まで成していた。その地で新たに出来た女には「ハートと碇」の印を紀念に残していった情人が既に居た。リオ・デ・ジャネイロでは馴染みの女には無頼漢が付いていたし、その上、この女にも「ハートと碇」の紀念が残されていた。パナマのある怪しい酒場で、彼はひどく何事にも自信のある顔をした水夫が癪にさわったその男とスパイクは女の事から喧嘩し、揚げ句の果て、乱暴を働いたので2人とも牢にぶち込まれる。が、その中に喧嘩相手が無二の切っても切れぬ親友となって、どこへ行くにも2人連れという事になった。で、このビルという水夫もスパイクと同じ船に乗り組む事となり、この船がマルセイユに着いた時、計らずビル1人は歯痛で船に居残り、スパイク1人が上陸した。スパイクはここで軽業をしている女ゴディヴァと知り合いとなった。彼はたちまちこの女に夢中になった。この女と結婚できるならば何を棄ててもいいという気持ちになってしまい、船とも別れてしまった。ビルも友達を見棄てるに忍びず、彼も船を棄てたが、このゴディヴァも元を洗えば、コニィ・アイランドでビルと馴染みだった女なのである。ビルはこの女に友が欺かれて居るのを見て、大事に至らぬ中にと色々と心を碎いていたが、それも仇となりスパイクはビルを誤解し、怒りの雨を降らせた事もあったが、やがてまた誤解もとけ、2人は以前と同じの親友となった。

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作品データ

原題
A Girl in Every Port
製作年
1928年
製作国
アメリカ
配給
フォックス支社
初公開日
1928年
製作会社
フォックス映画


[c]キネマ旬報社