明朗色時代:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
明朗色時代
明朗色時代
-

明朗色時代

1937年公開
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

「結婚劇場」のドリス・ノーランと「百万ドル小僧」「大都会の戦慄」のジョージ・マーフィーとが主演する映画で、原作はルウ・ブロックが書卸し、「南風」「仮面の米国」のブラウン・ホームズがチャールズ・グレイソンと協力脚色し、「フロリダ超特急」「女学生大行進」のラルフ・マーフィーが監督し、「天使の花園」のジョセフ・ヴァレンタインが撮影した。助演の面々はラジオ及びレヴューのスタァたるガートルード・ニーゼン、「二国旗の下に」のグレゴリー・ラトフ、「コリーン」のヒュー・ハーバート、「翼の戦慄」のエラ・ローガン、「鉄人対巨人」のヘンリー・アーメッタ、「襤褸と宝石」のミッシャ・オーア、「艦隊を追って」のレイ・メイヤー、少女ダンサーのペギー・ライヤン、「虎鮫島脱獄」のクロード・ギリングウォーター、「若草物語(1933)」のサミュエル・S・ハインズ、その他芸人連及びカリフォーニア・カレジアンス管弦団が出演している。

ストーリー

ダイアナ・ボーデンは美人でしかも五十万ドルの資産相続者であるが、往々無軌道的所業を演ずるところから四人の叔父が後見役として監視を怠らなかった。ダイアナは日進月歩の今日ナイト・クラブのみは依然閑古鳥であるのを嘆き、四人の叔父が共同経営している大ラジオ会社ビルの地階にあるクラブの支配人ストーンを訪ね、非常に豪華なショーを催すよう懇願した。叔父たちはもちろんストーンの申出を拒絶したので、ダイアナは次に同クラブのオーケストラの指揮者であるテッド・レーンに訴えたので、事情を知らぬ彼は楽団に有名なボーデン家の一人を加入させることは興行価値満点だと信じ、ボーデン家の直営に係るムーンビーム・ルーム大放送演奏と契約できるものと喜んだ。しかしストーンから事情を聞いた彼は叔父たちの反対を押し切ってダイアナを引き止めれば自分はクビになり、さりとて彼女を追い出す勇気も出ない程彼女に恋をしてしまった。そこで何とかしてダイアナの方から嫌になるようにと毎日極度のもう練習を行ったが、意外にも彼女は益々元気で美事な手腕を発揮するのでレーンは途方に暮れる。折柄レーンはムーンビームへの出演許可を得たが、これはダイアナが叔父たちを泣き落としてそこの支配人になったからである。ところが支配人になったダイアナはレーンの楽団は無用になったので全員を給仕として使い始めた。こうして彼女のショーは数百の観客を前に開演されたがまんまと失敗に終わった。これを見たレーンは予め計画しておいた大レヴューを始めたので、浮足立った観客も再び着席し大喝采裡に終わりを告げた。失望落胆したダイアナもレーンに慰められ、二人の恋は実を結んだのであった。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
Top of the Town
製作年
1937年
製作国
アメリカ
配給
ユニヴァーサル支社
初公開日
1937年
製作会社
ユニヴァーサル映画


[c]キネマ旬報社