めぐり逢い(1957):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
めぐり逢い(1957)
めぐり逢い(1957)
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めぐり逢い(1957)

1957年10月23日公開、119分、恋愛
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「善人サム」のレオ・マッケリーが久々に登場、ミルドレッド・クラムと組んでオリジナル・ストーリーを共作、脚色、監督もした哀愁メロドラマ。脚色には「襲われた幌馬車」の監督デルマー・デイヴスが加わっている。撮影監督は「島の女」のミルトン・クラスナー、音楽も同じく「島の女」のヒューゴー・フリードホーファー、指揮は「女はそれを我慢できない」のライオネル・ニューマンが担当した。主演は「お茶と同情」のデボラ・カー、「誇りと情熱」のケーリー・グラント。リチャード・デニング、ネヴァ・パターソンが助演する。

ストーリー

ニューヨーク航路の豪華船コンスティテューション号の美しき船客テリー(デボラ・カー)は、置き忘れたシンガレット・ケースが縁でニッキー(ケーリー・グランド)と知りあった。2人は一緒に食事をするほどの仲になったが、共に言い交した人のある身で、船内のゴシップになるのをさけて、別行動をとらねばならなかった。船がナポリに着いたとき、ニッキーはテリーを誘って彼の祖母の家をたずね忘れ難い旅情に1日をすごした。ここでテリーはニッキーが才能のある画家であることを知った。長い線路も2人には短かった。別れの曲に思い出深い1夜を、ニューヨーク港の船内ですごし、6ヵ月後の再会を約束して2人は別れた。その時こそ2人の愛が真実であることを認められるのであろうと信じて……。やがて誓いの宵が来た。ナイトクラブに出演して成功したテリーは、約束の場所に急ぐ途中、走ってきた車にはねられて重傷を負ってしまった。それとは知らぬニッキーはそぼ降る雨にぬれながら、夜おそくまで待っていた。何ヵ月たったある日、ニッキーは画商から自動車事故で不具になった女性が、彼の描いたテリーの肖像画を欲しがっているが、金が無くて買えないという話をきき、今はすべてをあきらめて、その絵をその女性に贈った。その後とある劇場でニッキーは車椅子に乗ったテリーにあったが、昔と違う彼女に気づかずに別れてしまった。クリスマスの日、あの不幸な女性への贈物にと、ニッキーは祖母のショールをもって彼女をおとずれ、部屋にあの絵があるのをみて、総てを知った。ニッキーは変わり果てた、涙にうるむテリーをしっかり抱くのであった。外には真白な雪が音もなく降りつづいていた。

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作品データ

原題
An Affair to Remember
製作年
1957年
製作国
アメリカ
配給
20世紀フォックス
初公開日
1957年10月23日
上映時間
119分
製作会社
20世紀フォックス映画
ジャンル
恋愛


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