猛獣と令嬢:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
猛獣と令嬢
猛獣と令嬢
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猛獣と令嬢

1951年7月3日公開
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「アラスカ珍道中」「我輩は名剣士」等のライター・チーム、ノーマン・パナマとメルヴィン・フランクが製作、監督、脚色を担当した1950年度作品。オリジナル・ストーリーは「不時着結婚」のロバート・カースン。撮影は「青春一座」のレイ・ジューン、音楽は「ローラ殺人事件」のデイヴィッド・ラスキン。主演は「若草物語(1949)」のジューン・アリソンと「拳銃往来」のディック・パウエルの御夫婦。2人をめぐって「アダム氏とマダム」のデイヴィッド・ウェイン、「情炎の海」のセシル・ケラウェイ、「泣き笑いアンパイヤ」のレイ・コリンズ、「影なき殺人」のロバート・キース、新人マーヴィン・キャプラン、アレックス・ゲリーらが助演。

ストーリー

カリフォルニア州オークポート市はボスのパアカアに牛耳られていたが、動物園長のケヴィン・マガイア博士は彼とそりが合わず免職させられた。博士の娘キャスリン(ジューン・アリソン)は父に似た動物好きで、自宅にハアマンというライオンを飼っていたが父の不当馘首をパアカアと争うためアンドルウ・ヘイル(ディック・パウエル)という市長志望の少壮弁護士を雇うことになった。一方パアカアもアンドルウを市長に祭り上げて私腹を肥やそうと彼を抱きこみにかかったが、彼はキャスリンに説得されてパアカア一味の内幕を調査するため首都のサクラメントまで出かけ、一味の悪事を握って帰って来た。キャスリンはアンドルウを市長にするために孤児たちまで動員して運動を始めたが彼は市長になるためにはパアカア一味を利用する必要があると言い出し、ために婚約までできかかったキャスリンとの仲はすっかり決裂してしまった。選挙の前日、彼は演説会場でパアカアとの取り引きを公開し、民衆の承諾を求めたが、その時動物園から野生のライオンが逃げ出したというニュースが入った。アンドルウは、てっきりハアマンが逃げたものと思いこみ、帰りの路すがら道路にいたライオンを車に乗せてキャスリンの家に走ったが、ライオンの素性を知った途端気絶してしまった。ハアマンをおとりに、無事ライオンを檻におさめたキャスリンは、先刻の演説で知ったアンドルウの本心を信じて、彼を介抱しながら明日の勝利を期待するのであった。

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作品データ

原題
The Reformer and the Redhead
製作年
1950年
製作国
アメリカ
配給
セントラル
初公開日
1951年7月3日
製作会社
M・G・M映画


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