燃える大陸(1951):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
燃える大陸(1951)
燃える大陸(1951)
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燃える大陸(1951)

1951年公開、SF
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恐竜の棲む“失われた大陸”に踏み入った、原子ロケット捜索隊員の冒険を描いた空想科学映画。キャロール・ヤングの原作から「片目のジョニィ」のリチャード・H・ランドーが脚色しサミュエル・ニューフィールドが監督している。撮影は「拳銃稼業」のポール・ダンラップ。製作は「ビリー・ザ・キッド」シリーズのシグマンド・ニューフェルド。主な出演者は「ヴェラクルス」のシーザー・ロメロ、「アラスカ珍道中」のヒラリー・ブルック、「旋風大尉」のチック・チャンドラーに加えて「暴力卿室」のジョン・ホイトなど。

ストーリー

アメリカ空軍では、全長百呎に及ぶ原子ロケット“ネプチューン号”を砂漠の実験場から成層圏に向けて発射した。ところが時速2千哩という超快速で飛行を続けていたロケットは、突如レーダー受像機から姿を消し、南太平洋上と思われる地点で行方不明になってしまった。そこで空軍のノーラン少佐(シーザー・ロメロ)、ウィルスン中尉(チック・チャンドラー)、タトロウ曹長(シド・メルトン)、科学者ロストフ(ジョン・ホイト)、ブリッグス(ウィット・ビッセル)、フィリップスの捜索隊はC47輸送機で、南太平洋上に向かった。ところが“ネプチューン号”が姿を消したと思われる地点に達した時、ガイガー計数管の針が激しく反応を示し、機は操縦の自由を失った。ノーラン少佐はやむなく洋上の島のジャングルに不時着したが、原住民の娘(アクアネッタ)に逢い、“ネプチューン号”が、眼前に見える岩山の彼方に墜落したらしいことが判った。一行は原住民が“聖地”として恐れている岩山にロック・クライミングで登り、犠牲者まで出してやっと辿りついた。しかし、そこは不気味な原始植物地帯であり、無尽蔵のウラニューム鉱が横たわっていた。フィリップスはこれこそ有史以前の“失われた大陸”であると主張した。2人の科学者は一行と離れてウラニューム鉱の調査に出かけた。一行は原始獣の恐怖と戦いながら“ネプチューン号”を探し、遂に残骸から貴重な飛行記録を手に入れたが、タトロウ曹長は怪獣に踏み殺されてしまった。目的を達して下山の途についた一行の背後では、突如、物凄い地鳴りと共に大山崩れが始まった。命からがら下山した一行は丸木舟に乗って海上に逃れた。やがて岩山は火を噴き、ウラニュームに作用して大爆発を伴い、一瞬、島全体は跡形もなく飛び散って海中に姿を消していた。

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作品データ

原題
Lost Continent
製作年
1951年
製作国
アメリカ
配給
R・C・Cエンタープライズ提供、映配
初公開日
1951年
製作会社
リバート・プロ映画
ジャンル
SF


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