燃える幌馬車:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
燃える幌馬車
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燃える幌馬車

1954年6月22日公開、95分、西部劇
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「銅の谷」のメル・エプステインが製作した1952年作西部劇。L・L・フォアマンの原作から「地球の静止する日」のシドニー・ボームが脚色、「腰抜けM・P」のジョージ・マーシャルが監督した。テクニカラー色彩の撮影は「砂漠部隊」のジョン・サイツ、音楽はポール・ソーテルである。主演者は「真紅の女」のチャールトン・ヘストン、新進スーザン・モロウで、以下、「生きるためのもの」のピーター・ハンソン、ジョーン・タイラー、故リチャード・ロバー、ドナルド・ポーターなどが助演する。

ストーリー

頃は19世紀の末。西部に向う幌馬車隊が突然クロウ族インディアンに襲撃され、防ぎよもむなしく全滅に瀕した。そのときクロウ族に敵対するスウ族が現れて両者に烈しい戦闘が起り、ついにスウ族の勝利に終わった。幌馬車の下には白人の少年が1人だけ生き残っていたが、少年はイエロウ・イーグルと呼ばれる酋長に育てられることになった。何年かたち、少年はウォーボンネット(チャールトン・ヘストン)と呼ばれる立派な青年に成長していた。そのころ、インディアンは白人が協定を破ったと思いこんで戦争準備を開始し、ウォーボンネットは斥候に出された。途中、彼はウェストン・ヘイザーソル中尉の巡羅隊を助けて、その家に連れて行かれた。中尉の妹タリー(スーザン・モロウ)は精悍な彼に魅力を感じた。ウォーボンネットも白人生活に返りたいと思うようになったが、彼の義妹ルータが白人に殺されたのを知って、かえって白人に烈しい憎悪をおぼえた。彼は計略を用いて白人兵士たちを死地に陥入れたが、急に昔の自分の運命を想い出し、婦女子の馬車だけ逃した。インディアンはこれを憤り、ウォーボンネットは反逆者として制裁をうけた。しかしこれはイエロウ・イーグルが彼を白人の生活に返してやろうとする思いやりの手段だったのだ。ウォーボンネットはタリーの待つ要塞へ送り返され、再び白人の世界に戻ることになったのである。

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作品データ

原題
The Savage
製作年
1952年
製作国
アメリカ
配給
ブレイクストン=東宝
初公開日
1954年6月22日
上映時間
95分
製作会社
FDC提供映画
ジャンル
西部劇


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