椰子の葉蔭:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
椰子の葉蔭
椰子の葉蔭
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椰子の葉蔭

1922年公開
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「真白き花」「キック・イン」等が最近紹介されたベティー・カンプソンの主演映画で原作は「ジョン・サマーズの援助」“The Salving ofJohn Somers”というジョン・フレミング・ウィルソン作の小説で、これを「国境を越えて」「悪魔の眠る時」等と同じくアルバート・シェルビー・ル・ヴィノが脚色し、「大陸突破」等と同じくフィリップ・E・ローゼンが監督した。相手役は「快男子ソーヤー」等出演のジョン・ボワーズ及びパラマウント入社後第1回のリチャード・ディックス等である。

ストーリー

ガスケル船長の娘アンジェラは、父を雇っている会社の持主リー・マーヴィンに恋されていた。アンジェラの父の船が難破した時雄々しく父を救ってくれた一等運転士のジョン・ソマーズを恋していたが、ジョンの飲酒癖には小さい胸を痛めていた。ジョンが船長に昇進するには10000ドルの保証金がいることになった時、アンジェラは父に計って家を抵当にその金を作って、社長マーヴィンには知らさずに会社へ提供した。ジョンは船長として初めてサンフランシスコに着いたが、船に積んだ大金が紛失したのでマーヴィンは責任を問われ保証金を没収されて解雇されて終り、南太平洋の孤島へ行く。今はマーヴィンと婚約しているアンジェラの元へある日マーヴィンから500ドルの小切手と感謝状が届けられた。乙女の胸には過ぎた日の恋の想出が湧き、マーヴィンを心から愛していないことを自ら悟って、ジョンを捜すべくホノルルへ向う。彼女がジョンに会った時彼は飲酒に日を送っていた。彼を再び元の姿に返すため、彼女は酒に酔いしれたジョンを持船に乗せて孤島に行く。一方サンフランシスコにおいてマーヴィンはジョンの元に働いていた運転士が金を盗んだことを知り、ホノルルへ来る。椰子咲く孤島にジョンは再生の喜びを知り、アンジェラとの恋には初めて美しい花が咲いた。マーヴィンは2人を救い、ジョンを復職させることになった。

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作品データ

原題
The Bonded Woman
製作年
1922年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント支社
初公開日
1922年
製作会社
パラマウント映画


[c]キネマ旬報社