弥次喜多空中の巻:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
弥次喜多空中の巻
弥次喜多空中の巻
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弥次喜多空中の巻

1927年公開、コメディ
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「弥次喜多消防の巻」に次いで製作されたウォーレス・ビアリー氏、レイモンド・ハットン氏共演喜劇で、弥次喜多物に御馴染みのモンテ・ブライス氏がキーン・トンプソン氏と共に原作を書き、トム・ジェラティー氏が脚色し、「乱暴ロージー」「恋慕やつれ」等と同じくフランク・ストレイヤー氏が監督したもの。助演者は「オール持つ手に」「百貨店」等出演のルイズ・ブルックス嬢を始め、ラッセル・シンプソン氏、マルコム・ウエイト氏、エミール・ショータール氏等である。

ストーリー

ウオーリーとレイとはアメリカ生まれで従兄弟同志だった。抑も彼らが遥々フランスへ来た動機、フランスにいる成功者の伯父さんアンガス・マックホキールベースの大きな財産を幾らかでも貰いたかったからである。が彼らは財産はおろか一文の給金も貰わずに下男同様にこき使われていた。欧州大戦が始まると、伯父さんは兵隊を志願して度々刎ねられた。しかし一度思い込んだ伯父さんの飛行熱は容易に醒めず、ある日伯父さんを飛行隊へ送り届けた2人はグリゼットという娘と近づきになった。そして飛行場を荒らした廉で追い回された2人は付近の見世物小屋の中に逃れ込んだ。その見世物小屋というのがグリゼットの親父シュレーンがやっているもので、その中にセーンゲル教授という独探がいた。彼は見世物の軽気球を利用してフランス軍の行動を視察し、一々之を敵軍に報告していた。このことを知った2人は早速独探を捕らえんと繋いであった気球に這い上がったが、却って彼に諜られ気球は大空高く舞い上がった。かくて気球は風のまにまに敵陣地に墜落し2人は捕虜になったが、図らずも2人の着物の中から独探が作った秘密地図が現れたので2人は功労者として歓待された。しかし間もなく2人は例のセーンゲル教授と共に飛行機に乗って仏軍の状況視察を兼ね独軍に攻撃の合図をするため戦線へ送られた。そして今度は反対にフランス軍に捕らわれ、危うく銃殺の刑に合う所だったが、またしても彼らは仏軍から敵へ攻撃の合図をするため戦場へ送られた。かくて幾度となく何方つかずの突飛なへまん空中戦を演じた末、休戦となり、レイはグリゼットを、ウオーリーはグリゼットの双生児グリセルを妻にして、故郷へ帰ったのである。

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作品データ

原題
Now We're in the Air
製作年
1927年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント支社
初公開日
1927年
製作会社
パラマウント映画
ジャンル
コメディ


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