野蛮な紳士:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
野蛮な紳士
野蛮な紳士
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野蛮な紳士

1931年公開、西部劇
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「ハバナから来た女」「ハッピイ・デイス」のベンジャミン・ストロフがダドリー・ニコルズ、エメット・J・フリン、ウィリアム・コンセルマン3人の共作脚本を基に監督し、「曠野に叫ぶ(1930)」「浮気発散」のダニエル・B・クラークが撮影したもので主なる出演者は「間諜X27」「鉄骨エロ騒動」のヴィクター・マクラグレン、「沈黙の犯罪」「征服群」のフェイ・レイ、ルー・コディ、エディ・グリッボン、ソバート・ウォーウィック、その昔慣らしたフランクリン・ファーナム、ジョイス・コンプトン、デヴィッド・ウォースなどである。

ストーリー

ミシシッピーの賭博師エース・ボードリイとテキサスの馬泥棒ブロンコ・ドウスンとカナダ無宿のブル・スタンレイの3人は共にその縄張りを食い詰めダコタ地方へ向かう途中落ち合って行動を一つにすることになった。その頃政府はダコタ行きの移住者を奨励し土地公開を発表したので同地指して出発する幌馬車隊が少なからずあった。幸い通りかかった車の中に人気の少ないのがあったので彼等はそれを占領してしまった。その馬車にはリー・カールトンという娘がただ1人乗っていた。聞けば付近を俳諧する山賊団に襲われ、父親は団長ハンターのために殺されたとのこと、ともかく4人はこの幌馬車に搭乗して歩をすすめ始めた。その内、リーは有名なブラック・ヒルの金鉱脈の在所を示す地図を所持していることを悪人とも知らず3人に打ち明けるのであった。カスターの街に賭場を開いているハンターはリーが到着したときその美しい容色を見て心を動かされた。だが父の仇ハンターに対してリーは憎悪意外の感情をもつことが出来ない。金鉱脈の地図を手に入れたい下心からスタンレイ、ドウスン、ボードリイの3人は彼女に結婚をもうしこんだが、いづれも相手にされない。仕方がないので最後の方法として1人の若者を囮とし、彼女の結婚の相手にえらんだが意外にもそれは彼女が久しい前から尋ねさがしていた恋仲のブルース・ランドルフであった。この喜びも束の間リーは金鉱の地図とともにハンターに誘拐される。スタンリーが追跡して漸くリーだけは救い出すことが出来たが地図は奪還することが出来なかった。かねて指定された土地自由獲得の日となった。ハンターは地図を便りに出発点に立ったが3人の猛漢は合図とともに一斉に飛び出しハンターを追い越して首尾よく鉱脈地点に達した。リーは彼らの労に酬いるため収益は全部当分に分配しようと提議した。がこの時、彼らの行方をたずねていた役人マーシャル・ダンの一隊が突如姿をあらわしたので猛漢たちは残念そうに鉱脈を後に何所ともなく落ち延びて行くのであった。

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作品データ

原題
Not Exactly Gentleman
製作年
1931年
製作国
アメリカ
配給
フォックス支社
初公開日
1931年
製作会社
フォックス映画
ジャンル
西部劇


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