山猫ならし:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
山猫ならし
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山猫ならし

1929年公開
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「ギブソン大捕物」「鉄拳ギブソン」と同じくフート・ギブソン氏の主演映画でウィリアム・ダドリー・ペリー氏の原作をダットリイ・マッケンナ氏が脚色し「高らかに歌え」「踊る若者」のジェローム・ストーム氏が監督したもの。主演者のほかに「大陸横断列車」「激浪の響」のユーゼニア・ギルバート嬢、ハリイ・トッド氏、ジョセフ・W・ジラード氏、モンターグ氏、ジョン・オスカー氏等が助演、キャメラはハリー・ニューマン氏の担任である。

ストーリー

ハーバード大学の学生クラレンス・バットは父の経営する鋳物工場で働くのが嫌さに意気地なしのような風を装っていたが、実際は勇猛無敵な若者であった。彼は友達大勢とロード・ハウスにコーラス・ガールを率いて乗り、蹴球ごっこをして騒いでいるところを警官に踏みこまれ競争用の自動車で警官の追跡から逃れ去った。我子の本性を知らないクラレンスの父親は息子の意気地なしをどうにかして直したいものだと医師と相談した。医師はクラレンスの健康診断をしたが身体に以上はない。クラレンスは医師に鋳物工場へ行く事だけは勘弁してくれとたのむ。そこで医師は自分の親しい友人が経営する西部劇の見世物へクラレンスを加入させるように取計らってやる。見世物にはジューンという娘が出演者の一人として働いていた。彼女は父の命と財産を奪われて以来極端に男嫌いとなっていた。クラレンスは彼女の風変わりに心を惹かれ求婚をしてみるが意気地なしのクラレンスだけしか知らないジューンは言い寄る彼を手強くはねつけてしまう。警官に追われた一人の犯罪者が見世物に逃げこみジェーンの天幕に入って来た。彼女が見るとその男こそ父の命を奪った仇敵である。彼は怨みのあまりその男を狙撃した。男は倒れた。彼女は殺人を犯したものと早合点して馬に乗って逃踪をくわだてる。これを見たクラレンスは折柄自分を訪れた父の自動車を操縦してジェーンの跡を追いかける。そしてついにジェーンに追いつき彼女を自分の車に移して疾風のごとくに走り回り勢いあまって教会へ飛びこんでしまう。そして人々が二人の行方を心配してかけつけた時二人の結婚は済んでいた。人々の話によるとジェーンの射った弾丸は外れていたため彼女は殺人罪にならないばかりかその男は警察のお尋ねの犯人だったので彼女は立派に父の怨みを晴らすとが出来たのである。

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作品データ

原題
Courtin' Wildcats
製作年
1929年
製作国
アメリカ
初公開日
1929年
製作会社
ユニヴァーサル映画


[c]キネマ旬報社