山のロザンナ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
山のロザンナ
山のロザンナ
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山のロザンナ

1952年6月17日公開
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アルバータ・ハナムの小説にもとずくアメリカの19世紀中期、開拓時代のドラマで、「我が心の呼ぶ声」のサミュエル・ゴールドウィンが1949年に製作した。監督は「独身者と女学生」のアーヴィング・レイス、脚色は英国の作家ジョン・コリアー(「愛憎の曲」の脚色)、撮影は「われら自身のもの」のリー・ガームス、音楽監督は「東は東」のエミール・ニューマン、作曲は「タルファ駐屯兵」のデイヴィッド・バトルフが夫々担当した。主演は「我が心の呼ぶ声」のファーリー・グレンジャー、「われら自身のもの」のジョーン・エヴァンス、「白昼の決闘」のチャールズ・ビッグフォード、「戦場を駆ける男」のレイモンド・マッシーの4人で、「夜歩く男」のリチャード・ベイスハート、「都会の叫び」のアリーン・マクマホン、それにジジ・ペロー、マーシャル・トンプソン、ロイド・ガウらが助演する。

ストーリー

19世紀の中頃、ウェスト・ヴァージニア州とケンタッキー州の堺を流れるビッグ・サンディ河を挟んで、2つの家族が長年にわたって対立していた。ウェスト・ヴァージニア側は、“悪魔のアンス”(チャールズ・ビッグフォード)と呼ばれる冷酷な老人を家長とするハットフィールド家、ケンタッキー側は老ランドール(レイモンド・マッシー)という一徹な老人の率いるマッコイ家だった。マッコイ家の娘ロザンナ(ジョーン・エヴァンス)は共進会に行ったとき、ふとしたことからハットフィールド家の青年ジョーンシィ(ファーリー・グレンジャー)と知り合い、愛し合う仲となったが、両家の対立を気遣うロザンナは自分の気持ちを押えてきた。だが遂々彼女は一夜ジョーンシィにつれられて、ハットフィールド家に行ったが、そのため両家の間には争いが起こり、ロザンナはジョーンジィの従兄マウンツに襲われるところを、危うくアンスに救われた。ロザンナは両家の争いを止めるため一旦家に帰り、両親に自分の恋を告白した。若い2人の愛情の力で、両家の対立は消えるかに見えた時、ふとしたことで両家の若者の間に乱闘が起こり、ロザンナの弟が重傷を追った。ロザンナはこれをジョーンシィの仕業だと誤解し、両家は再び激しく戦火を交えた。だがロザンナは弟の口からジョーンジィの正しかったことを知って戦火の中をハットフィールド家の保塁にかけつけ、恋人の名を呼んだ。マウンツはロザンナを射とうとしたがアンスに射殺され、両家は和解して、2人の恋も身を結んだ。

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作品データ

原題
Roseanna McCoy
製作年
1949年
製作国
アメリカ
配給
大映洋画部
初公開日
1952年6月17日
製作会社
S・ゴールドウィン映画


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