弱きは人よ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
弱きは人よ
弱きは人よ
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弱きは人よ

1919年公開
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ストーリー

百貨店の売り子エレン・ニールは、貪欲と貧困の中に暮らしている今の我身と、店の贅沢品とを比べ見る時、どうしても冷たい運命を悲しまずにはいられなかった。かつては売り子の1人であったが今は酒場の唄女になっているジェニーに誘われるままに酒場に来たが、危うくアーサー・コークレイと言う遊蕩児の毒手に掛ろうとする時警官に救われた。その後エレンはフラートン家の女中に住み込む。この家へはコークレイも出入りしていた。エレンはこの家の息ヒューと言い替す仲となるが、戦争のためヒューは出征しなければならなかった。ヒューの無情の母は戦地から来る手紙をエレンに渡さず、エレンもやがて生れる赤児の心配もあるので暇を取る。エレンの母は生まれた赤児を見てフラートン家へ相当の権利を主張しろと勧めるが、まだうら若い身のエレンにはどうしてこれができ得よう。母は事件を弁護士に托す。裁判官はフラートン家の旧友フィルスンであった。取り調べの進む中エレンは実はニール夫人の子でなく生みの母親はエレンと同じ破目に陥ち自殺し果てた事が判る。エレンの真の父とは誰あろう裁判官その人であった。彼は改めてエレンを引き取りヒューが凱旋して来た後2人をして幸ある路を歩ませた。

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作品データ

原題
Common Clay
製作年
1919年
製作国
アメリカ
初公開日
1919年
製作会社
パテー・アストラ映画


[c]キネマ旬報社