楽園に帰る(1953):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
楽園に帰る(1953)
楽園に帰る(1953)
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楽園に帰る(1953)

1953年11月15日公開、恋愛
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「スプリングフィールド銃」につづくゲイリー・クーパー主演のテクニカラー色彩による南海映画で、「月下の銃声」のスローン・ウォースが1953年に製作した。ブロードウェイのヒット・ミュージカル・プレイ「南太平洋」の作者ジェームズ・A・ミッチェナーの原作に基づいてチャールズ・カウフマンが脚色し、「恐怖の一夜(1950)」のマーク・ロブソンが監督した。撮影は「三人の名付け親」のウィントン・C・ホック、音楽は「午後の喇叭」のディミトリ・ティオムキンの担当。クーパーの共演者には、舞台出の新人ロバータ・ヘインズ、現地で選ばれたモイラ・マクドナルドのほか、「戦慄の七日間」のバリー・ジョーンズ、「輝ける勝利」のジョン・ハドスンなどである。

ストーリー

1929年のある日。南太平洋のマタレヴァ島にモーガン(ゲイリー・クーパー)という男が漂然とやってきた。彼は、島民たちが牧師トーマス・コベットの独裁に苦しんでいるのを見て憤慨し、自ら棒をとって強制労働の見張り人を殴り付け、圧政に苦しむ島民たちを元気づけた。美しい島の娘ミーヴァ(ロバータ・ヘインズ)はそうしたモーガンに尊敬と愛情をよせ、彼の身の回りの世話をするようになった。彼は自制しつつも次第にミーヴァを愛するようになったが、彼女が彼の子を生むと同時に死んだとき、絶望して島を去った。月日は流れて第二次大戦の最中、モーガンは再びこの島を訪れ、ミーヴァとの間に生まれた彼の娘テュリア(モイラ・マクドナルド)が美しく成長しているのに接しておどろいた。ある日島の珊瑚礁に米空軍機が不時着した。モーガンが島民を指揮して搭乗員を救出したが、その中の1人、青年将校ハリーとテュリアが次第に相惹かれて行くのに気づいて胸をつかれた。こうした恋愛の不幸な結末を身をもって知っている彼は、娘の不幸を防ぐためにハリーを説いて島から去らせた。そして彼自身は娘の幸福のために自分の仕事を放棄して愛娘とともに島に永住する決心をした。

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作品データ

原題
Return to Paradise
製作年
1953年
製作国
アメリカ
配給
UA日本支社=松竹
初公開日
1953年11月15日
製作会社
UA提供映画
ジャンル
恋愛


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