令嬢馬賊:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
令嬢馬賊
令嬢馬賊
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令嬢馬賊

1927年公開、西部劇
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「アリゾナの天地」に続くゲイリー・クーパー氏主演西部劇で、リチャード・アレン・ゲイツ氏作の物語をジョン・ストーン氏とジエー・ウォルター・ルーベン氏とが脚色し「吃驚仰天」「令嬢無銭旅行」等と同じくアーサー・ロッスン氏が監督したもので、相手役は「アリゾナの天地」「怪騎手」出演のベティー・ジユウエル嬢と「青春の喜び」に出演したパ社俳優学校出身のジャック・ルーデン氏が勤め、ハーバート・プライアー氏、ビリー・バッツ君等が助演するほかクーパー氏の愛馬フラッシュが活躍している。

ストーリー

開拓の先駆者の息子たるワード・レーンはステイーヤ市附近に大きな牧場を持っていたが、その家畜が始終盗難に遭った。それは表向き保安判事を務めていたバート・ワグナーという悪漢が、シェリフその他を語らって家畜泥棒を働いていたためだった。ある日疳癪持のワードは妹のジャネットの留めるのも聞かずに悪者のシェリフを狙撃した。その頃この町へバディー・ヘールという牧童が瓢然入って来た。彼は東部へ家畜を送って行った帰途ジャネット・レーンが落馬しかけたところを助け、それを機会にこの町に働こうと決心し、ワグナーを悪漢とは知らず、シェリフを奉職することにした。そして彼はワグナーにワード・レーンの逮捕を命ぜられ、ワードがジャネットの兄と知ったが職務上やむなく捕えて護送の途中、バディーに付き添っていたワグナーの手下がワードに発砲した。そのためバディーはワードをジャネットの許へ連戻ったが彼女はバディーを兄の仇の悪漢と誤解した。しかしバディーが養育しているチックという子供が事実を訴えたのでジャネットは疑惑をとき、バディーに今までの出来事を物語った。始めてワグナーが悪漢の頭目と知ったバディーはジャネットの味方になった。ワグナーは早速バッチという男をしてバディーを狙撃せしめた。が弾丸は図らずもチックを傷つけたので、バディーはジャネットの身内の者が自分を狙撃したと思ったが、チックが正気付いてバッチが発砲したことを物語ったので彼の誤解はとけた。そしてジャネットのために奮然として戦い、バディーは奪われていた家畜を取戻すと同時に最後の悪漢たるワグナーを滅ぼしたのである。

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作品データ

原題
The Last Oautlaw
製作年
1927年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント支社
初公開日
1927年
製作会社
パラマウント映画
ジャンル
西部劇


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