恋愛戦線:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
恋愛戦線
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恋愛戦線

1929年公開、恋愛
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「活動役者」「クォリティ街」と同じくマリオン・デイヴィース嬢の主演映画で、「天使の顔」「歓楽の唇」のロバート・Z・レナード氏がデール・ヴァン・エヴァリー氏執筆のシナリオによって監督したもの。助演者は「夜明け前」「虹晴」のローレンス・グレイ氏、映画初出演のミュージカル・プレイ俳優ジョージ・バクスター氏を始め、クリフ・エドワーズ氏、スコット・コルク氏、ベニー・ルービン氏等である。

ストーリー

マリアンヌは勇敢な美しいフランス娘であった。彼女は出征した恋人のアンドレが凱旋する日を待って、戦線に近い生れ故郷の農村で可哀想な孤児達の面倒を見てやったり、疲労した兵卒達を慰め励ましてやっていた。しかし何うしたわけかアンドレからは風の便りも無くマリアンヌに残された物といえば汚い仔豚が1匹だけであった。長い欧州対戦役も終って休戦条約が締結され、戦線からは多くの兵士達が帰って来た。その中の米国兵士のスタッグはヤンキー気質の無邪気な男で、マリアンヌの仔豚を盗もうとしているのを彼女が発見して大騒ぎが持上がった。しかし憲兵中尉フレーンが馳けつけた時マリアンヌはスタッグを庇ってやったので2人は急速に親密な仲となった。フレーン中尉が仔豚を将軍のために料理して呉れと依頼した時マリアンヌは仔豚を犠牲にするには忍びなかったが多額の金は今の彼女には必要だったので引受けた。スタッグは玩具の仔豚を手に入れて死にかかった本物とすりかえて置いた。将軍はカンカンに怒ったのでフレーンはスタッグの仕業と睨んで彼を牢にぶち込んだ。マリアンヌは軍服を借着して女人禁制の司令部へ赴いて将軍に面会して遂にスタッグ放免を承諾させた。スタッグとマリアンヌはかくて深く愛し合うようになって2人は結婚しようと思ったが、突然アンドレが負傷して盲目となって帰って来た。今は昔の恋人を愛してはいないが盲目となったアンドレを棄てるに忍びずマリアンヌは彼を迎えた。しかし盲者の敏感でアンドレは彼女がスタッグを愛していることを知り、マリアンヌにスタッグと結婚せよと書き置きして自らは僧院に入った。

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作品データ

原題
Marianne
製作年
1929年
製作国
アメリカ
配給
MGM支社輸入
初公開日
1929年
製作会社
M・G・M映画
ジャンル
恋愛


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