賄賂:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
賄賂
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賄賂

1955年6月24日公開、98分
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「円卓の騎士」のパンドロ・S・バーマンが1949年に製作した刑 事と犯罪者の妻との恋愛を扱った映画で、フレデリック・ネーベルの原作を「無法街」のマーゲリット・ロバーツが脚色、「秘めたる心」のロバート・Z・レオナードが監督した。撮影は「雨の朝巴里に死す」のジョゼフ・ルッテンバーグ、音楽は「王家の谷」のミクロス・ロジャ。出演者は「王家の谷」のロバート・テイラー、「裸足の伯爵夫人」のエイヴァ・ガードナー、「ホブスンの婿選び」のチャールズ・ロートン、「雪原の追跡」のヴィンセント・プライス、「トマホーク渓谷の待伏せ」のジョン・ホディアク、「素晴らしき哉、人生!」のサミュエル・S・ハインズ、ジョン・ホイト、ティト・レナルドなど。

ストーリー

中米の海岸に近いカーロッタ島は今嵐の真只中、その中で合衆国 警察からここまで犯人を追って来たリグビー刑事(ロバート・テイラー)は、賄賂をとって犯人一味を逃がし、愛する女性を救うか、すぐ土地の警察に知らせて一味を逮捕するか悩んでいた。ー彼は合衆国が秘密としていた航空エンジンを盗み出した一味を追って来た。そして滞在中のアメリカ人タグ・ヒンテン(ジョン・ホディアク)とエリザベス(エイヴァ・ガードナー)の夫妻を怪しいとにらみ、エリザベスに接近するうち、次第に相愛するようになった。しかし、ビーラー(チャールズ・ロートン)という男が彼を訪れ、エンジン探索の手をゆるめるなら相当の金を贈るという犯人からの申し出を伝えたときはもちろん拒絶した。彼はカーウッド(ヴィンセント・プライス)という男も臭いとにらみ、釣にさそってみたところ、カーウッドはリグビーを溺死させようとして失敗した。エリザベスはヒンテンと離婚する決意をし、リグビーに打明けたが、突然ヒンテンが心臓病の発作で倒れたため、夫を捨て去る時期を失った。この間にリグビーはついにエンジンの隠匿場所を発見、土地の警察に連絡しようとしたとき、この嵐になったのだった。犯人一味はビーラーを使って再び賄賂の件を持ち出した。彼が拒絶すればエリザベスも共犯になるというのである。ビーラーは一方、エリザベスにも、リグビーに薬を飲ませてくれればヒンテンと彼女を救ってやると申し出た。ー朝、嵐がやんだ。リグビーは結局エリザベスを救うため賄賂をうける決心をし、ビーラーに連絡しようとしたとき、エリザベスが訪れ、彼に薬を飲ませた。そしてその直後、彼女の夫がカーウッドのために殺されたのを発見、リグビーを救う薬を持ってホテルへ行こうとしたがビーラーに阻まれた。しかし、正気を取り戻したリグーは直ちに警察へ連絡し、ビーラーを捕え、エリザベスを救出した。カーウッドは逃亡したが、リグビーにおびき出され拳銃戦ののち射殺された。リグビーは一旦賄賂をとろうとした自分を警察官にふさわしくないと思い、職を辞してエリザベスと新生活に再出発した。

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作品データ

原題
The Bribe
製作年
1949年
製作国
アメリカ
配給
セレクト・インターナショナル=松竹
初公開日
1955年6月24日
上映時間
98分
製作会社
P・S・バーマン映画


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