若き血に燃ゆる頃:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
若き血に燃ゆる頃
若き血に燃ゆる頃
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若き血に燃ゆる頃

1932年公開
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「マタ・ハリ」「印度の寵児」のラモン・ノヴァロが主演する映画で、「メリケン押切帳」「裸一貫(1931)」のサム・ウッドが監督したもの。原作はフランシス・ウォーレスで、ロバート・リー・ジョンソンとアーサー・S・ハイマンが改作し、「キューバの恋唄」のC・ガードナー・サリヴァンがウォルトン・ホール・スミスと共同して脚色して台詞をつけた。キャメラは「太平洋爆撃隊」「秘密の6」のハロルド・ウェンストロムの担当である。助演者は「印度の寵児」「狂へる銀翼」のマッジ・エヴァンス、「男子入用」「鉄窓の女」のユーナ・マーケル、「大飛行船」「希望の星」のラルフ・グレイヴス、「狂へる銀翼」「蜘蛛の怪」のジョン・アーレッジ、フランク・アルバートソン、ケイン・リッチモンド、マーサ・スリーパー、ヘンリー・アーメッタ、ロックリフ・フュロウズ、フェリケ・ポロス等である。

ストーリー

米国東部のある町にあるストーン製鋼会社の溶鉱炉に働いている若者トニイ・アマトは会社付属の中学で優等生だったので、会社の給費入学資格を獲てイェール大学に入学した。彼は相当な美男子だったが出身中学が立派でないというのでとかく学友にはうとんぜられて一年級を終えた。その休暇に入る日彼はロサリー・ストーンという女学生と知り合いになった。彼女は彼が入学する前から片恋を捧げていた娘で、製鋼会社長ストーンの令嬢だった。彼女もトニーを憎からず想ったが、その兄トムが愛している女学生バーバラがトニーに秋波を送ったので嫉妬し、妹ロサリーのことにかこつけてトニーを面罵したので、ロサリーとトニーの仲も喧嘩別れの形となった。が第二学年が始まるとトニーは蹴球部に入り、溶鉱炉で鍛え上げた身体でたちまち正選手となり、試合に出て名声とあげた。そのためにトニーは一挙にして全校の人気者となり、女学生にもチヤホヤされるので慢心して、ロサリーを口説いて失礼なことを言ったので彼女の怒りを買って了った。彼はその晩泥酔したがその翌日のハーバート大学との対抗試合には乱暴なプレイをして反則を犯したので、厳格なコーチのマルコームはトニーを退場させて了ったのでイェールの負けとなった。そしてトニーは人気を失墜し、彼が入り度いと望んでいたフラターニティーにも入れなかった。トニーはそれをコーチの干渉と信じて、談判に行ったが結局コーチに蹴りつけられた末に懇々と不心得を悟された。第三年級になって彼は心を入れかえ、ロサリーには心から詫びたので彼を愛している彼女は直ぐに彼を許した。そして彼女の父の反対にも拘らず彼女は彼を愛そうとした。ハーバート大学との試合の前晩彼女は彼の許を訪れて結婚を求めたが、兄のトムは彼女をバーバラと見誤ってトニーを罵った。翌日トニーは突然盲腸炎となり医師は出場を禁じたが彼は病を押して試合に出、見事1ゴールを獲たが疲労甚だしく試合終了五分退場のやむなきに至った。そのためハーバートも1点を回復して引き分けとなった。しかしトニーが重病を押して学校のために出場したことが知れると彼は全校の感謝を受けた。トムも誤解を去り、ストーン社長もトニーも心持ちを知って娘との仲を許したので、彼が卒業の日には婚約が発表されたのであった。(M・G・M支社輸入)

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作品データ

原題
Huddle
製作年
1932年
製作国
アメリカ
配給
MGM支社
初公開日
1932年
製作会社
M・G・M映画


[c]キネマ旬報社