若き勇者たち:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
若き勇者たち
若き勇者たち
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若き勇者たち

1984年12月15日公開
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アメリカに侵略してきた共産軍に徹底抗戦を挑んだ高校生の姿を描く。製作はバズ・フェイシャンズとバリー・ベッカーマン、エグゼクティヴ・プロデューサーはシドニー・べッカーマン。監督は「コナン・ザ・グレート」のジョン・ミリアス。原案はケヴィン・レイノルズ。脚本はレイノルズとミリアス。撮影はリック・ウェイト、音楽はベイジル・ポールドウス、編集はトム・ノーブル。出演はパトリック・スウェイジ、クリスチャン・卜ーマス・ハウエル、リー・トンプソン、ベン・ジョンソンなど。日本版字幕は戸田奈津子。カラー、ビスタサイズ。1984年作品。

ストーリー

ロッキー山脈の裾野に位置するコロラド州カリュメット。高校では、いつも通り平穏のうちに一時限目の授業が始まった。しばらくすると、静かに1人、また1人と落下傘部隊が校庭に舞い降りてくる。くいいるように見つめる生徒や教師に向けて、兵隊達は一斉に銃撃を開始した。半信半疑のうちに次次に生徒達は倒れていき、静かな授業風景は一瞬にして地獄図と化していった。混乱の中、ジェド(パトリック・スウェイジ)とマット(チャーリー・シーン)の兄弟は軽トラックに飛び乗ると、友人達を可能な限り拾って山へ逃げこんだ。助かったのは2人の他、ロバート(クリスチャン・卜ーマス・ハウエル)、生徒会議長のダリル(ダーレン・ダルトン)、ダニー(ブラッド・サヴェージ)、父親の死を目撃したアードヴァーク(ダグ・トビー)など6人だった。自給自足を続ける彼らは、1カ月後に町を偵察に出かけることを決意し、ジェド、ロバート、マットが山を降りた。彼らが見たものは、ソ連、キューバ、ニカラグアの連合軍に占拠された変わり果てた町の姿だった。帰途、3人はメイソン(ベン・ジョンソン)の家に立ちよると、孫娘のエリカ(リー・トンプソン)とトニ(ジェニファー・グレイ)も連れていくよう、メイソンに頼まれた。しばらくして彼ら8人は、以前山に逃げ込んできた時に集めた銃器を手に、占領軍に対してゲリラ戦を挑むが、アードヴァーグとアンディが命を落とした。占領軍の山狩りが進むさなか、ダリルが敵の発信機を持たされていたという事実が判明、ジェドはダリルを処刑する。トニとロバートも戦死したことから、ジェドは最後の作戦を決行することにした。ジェドとマットが町へ行き占領軍を混乱させ、その隙にダニーとエリカを安全な地域へ逃がそうというのだ。死を覚悟し、ゲリラ戦法を駆使する兄弟の前に、次々と倒れていく敵兵。しかし、遂にマットの体に銃弾が浴びせられた。虫の息の弟を抱え、幼い頃、父親と遊んだ公園へ向かうジェド。ブランコに乗り、「疲れた」とつぶやいたきり、遂にジェドも息をひきとった。満身創病のうちに若くして人生の幕を閉じ、安らかな顔で眠る兄弟の肩に雪が静かに降り積もっていく。やがて、戦争は終結した。(MGM/UA映画=CIC配給*1時間54分)

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作品データ

原題
Red Dawn
製作年
1984年
製作国
アメリカ
配給
MGM=UA映画=CIC
初公開日
1984年12月15日
製作会社
シドニー・ベッカーマン・プロ作品


[c]キネマ旬報社