海行かば(1935):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
海行かば(1935)
海行かば(1935)
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海行かば(1935)

1935年公開
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「お姫様大行進」と同じスタッフ、即ち主演ディック・パウエル及びルビー・キーラー、監督フランク・ボーゼージ、原作脚色デルマー・デイヴス、撮影ソル・ポリート、によって作られたものである。助演者は「支那海」のルイス・ストーン、「お姫様大行進」のロス・アレクサンダー、フレデリック・バートン及びジョン・アーレッジ、「生活と恋愛」のディック・フォーラン及びロバート・ライトその他である。

ストーリー

リチャード・メルヴィル3世の父メルヴィル提督は最後の巡洋航海を終えて海軍大学の校長に任命された。彼は息子にも自分の踏んだ道を進ませたいと思ったが、リチャードは海軍へ行くのを好まなかった。艦隊がニューヨークに入港したとき、彼はジューンという小娘に会い、2人は恋に落ちた。リチャードは幾らかわがままな青年だったが、父が彼は海軍へ行かぬのを嘆き、又その勇気がないのだろうと言ったので、彼は進んで兵学校の試験を受け合格した。彼が学校の門をくぐるとき、ある管弦楽のバンドがリチャードの作った曲を演奏したので、他の新入生達はリチャードはそのバンドの指揮者と思って彼を嘲笑した。寄宿舎ではスパークス、スリム、テッド、コックスン等と同室で1学期が過ぎた。リチャードは立派な学生だったがまだ心から海軍を好きになれず、卒業したら止めるのだと言っていた。最後の学年に彼らは遠洋航海に出た猛烈な演習中に彼の乗った船では、機械室のスティーム・パイプが爆発した。リチャードはコックスンが人事不肖となって機械室に倒れているのを発見し、踊り込んで彼を引きずり出し自分の身を危険にさらして危うく助け出す事が出来た。この勇敢な行為によって、リチャードは初めて海軍魂にふれる事が出来た。即ちそれは国民への奉仕、同僚への友義、艦への忠誠をつくす事であった。かくして彼は艦隊の英雄となり、今まで彼を遠ざけた友人も寄って彼を敬愛するようになった。父は校長として彼に名誉ある剣を授賞し、ジューンは彼に一生の堅い誓いをしたのである。

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作品データ

原題
Shipmates Forever
製作年
1935年
製作国
アメリカ
初公開日
1935年
製作会社
ファースト・ナショナル映画


[c]キネマ旬報社