坂本龍一、独白5000字。コロナ禍のNYで語った、“いま”伝えたいメッセージ|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
坂本龍一、独白5000字。コロナ禍のNYで語った、“いま”伝えたいメッセージ

インタビュー

坂本龍一、独白5000字。コロナ禍のNYで語った、“いま”伝えたいメッセージ

ニューヨーク在住の坂本龍一を、独占直撃
ニューヨーク在住の坂本龍一を、独占直撃 Photo by zakkubalan [c]2017 Kab Inc.

音楽家、坂本龍一。作曲、作詞、編曲、プロデュースを手掛け、演奏家として世界的に成功を収める一方で、環境問題における社会活動家としても、果敢に声を挙げてきた。常に前進する姿勢はまったくひるむことがなく、いまも一挙手一投足を追いたい存在である。そんな坂本を追った2018年公開の長編ドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: CODA』が、5月22日より一週間限定で「KADOKAWA映画」公式YouTubeチャンネルで無料配信されている。Movie Walkerでは、現在コロナ禍のニューヨークで自粛生活を送る坂本にオンラインでのインタビューを決行、坂本が“いま ”伝えたいメッセージをお届けする。

本作は、東京都生まれのスティーブン・ノムラ・シブル監督が、2012年から5年にわたり坂本を密着取材した映像と、過去のアーカイヴ映像で構成された渾身のドキュメンタリーだ。YMO時代の映像から、大島渚監督作『戦場のメリークリスマス』(83)でキャリアをスタートさせた映画音楽作りの舞台裏を軸に、坂本自身が歩んできた“音楽道”の軌跡をたどっていくと、時代とともに移り変わってきた音楽に対する価値観の変化にも気付かされる。

また、中咽頭がんと宣告された時に感じた心の内から、社会運動参加時のスピーチに至るまで、音楽家としてだけではなく、人間・坂本龍一が、余すところなく映しだされている。2017年11月に劇場公開された本作は、第74回ヴェネチア国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門出品、第30回東京国際映画祭SAMURAI賞受賞、第42回報知映画賞特別賞受賞(スティーブン・ノムラ・シブル監督)など、国内外で高い評価を受けた。

【無料配信 詳細】
タイトル:『Ryuichi Sakamoto: CODA』
本編分数:102分
配信期間:2020年5月22日(金)15:00 ~ 5月28日(木)23:59
配信場所:「KADOKAWA映画」 公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCHjj-qlJhYWDacFwnaewV6Q
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