魅力あふれるコスプレ厳選20名！歩行者天国を美女が彩った「ホココス」をプレイバック

テレビ番組や雑誌でも特集を組まれる機会が増え、幅広い層に支持されるコンテンツへと成長したコスプレ。そんなコスプレが楽しめるイベントも、今年は新型コロナウイルス感染症の拡がりに伴い、軒並み開催中止に。今後、緊急事態宣言に進展があったとしても、当面の間、再開は難しそうだ。そこで今回は、悶々とした日々を送るサブカルファンに向けて、昨年5月に取材したコスプレイベントの振り返りリポートを作成。会場で見つけたコスプレイヤーたちの写真と併せて、前後編の2回に分けてお届けする。

後編に当たるこちらの記事では、2019年5月に愛知県名古屋市栄で実施された「ホココス ～南大津通歩行者天国COSPLAY～」にフォーカス。「ホココス」は、毎年5月と11月に南大津歩行者天国を貸し切って開催される大型コスプレイベントで、当日は愛知県だけでなく、関東や関西からも大勢のコスプレイヤーが集結。

ホコ天だけでなく、矢場公園や久屋大通庭園フラリエといった周辺エリアでも撮影が可能で、昨年の開催時はパフォーマンスステージやギャザリング、アニソンDJステージなども実施。「世界コスプレサミット2019」の発表会も同時に行われ、いずれも大盛り上がりとなっていた。

参加レイヤーの衣装を見てみると、やはり「ホココス」でもほかのイベントと同様に「Fate/Grand Order(以下、FGO)」が人気で、同作のキャラクターに扮した美女レイヤーが勢ぞろい。テレビアニメ「Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿ソロモン-」の制作が決定し、『劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- Wandering; Agateram』(8月15日公開予定)も控えているため、イベントが再開されるようになれば、同作のキャラクターに扮するレイヤーはさらに増えることが予想される。

もちろんそのほかにも、「ONE PIECE」や「涼宮ハルヒの憂鬱」「幼女戦記」「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」といった、劇場版も公開されたアニメのコスプレも人気で、これらの作品のヒロインたちも続々と集結。終了時間ギリギリまで、各所で写真撮影や交流を楽しんでいる姿が印象的だった。

9月に実施予定だった「東京ゲームショウ2020」の通常開催中止が検討されるなど、屋外に出てコスプレを楽しめるようになるのは、まだ当分の間は難しそうだ。そんなときこそ“宅コス(イベントやスタジオに行かず、自宅でコスプレを楽しむこと)”で、メイクや自作衣装のクオリティアップに励む…というのもアリかもしれない。
いままでコスプレに興味はあったものの踏みだせなかったという人は、この機会を活かして、気になるキャラクターのコスプレに挑戦してみてはいかがだろう。

取材・文／ソムタム田井