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ヒュー・ジャックマン、オンライン対談で『LOGAN』撮影秘話を告白!“X-MEN同窓会”にも登場

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ヒュー・ジャックマン、オンライン対談で『LOGAN』撮影秘話を告白!“X-MEN同窓会”にも登場

第85回アカデミー賞で作品賞など7部門にノミネートされ、3部門で受賞を果たした『レ・ミゼラブル』(12)で共演したヒュー・ジャックマンとアン・ハサウェイが、「Variety」の企画「Actors on Actors」で対談。同作や互いの近作、またそれぞれが仕事をしてきた映画監督たちについてなど深く語り合った。

『レ・ミゼラブル』で共演したアン・ハサウェイとヒュー・ジャックマン
『レ・ミゼラブル』で共演したアン・ハサウェイとヒュー・ジャックマン 写真:SPLASH/アフロ

「『レ・ミゼラブル』の時にあなたについて知ったのは、とても愛らしく冷静な人だけど、すごく真面目な人だということ」とジャックマンの人柄を称えるハサウェイは、「その真面目さが私たちの心に入り込んで、姿勢を正してくれた」と当時を回想。一方でジャックマンも「最初のリハーサルを見た時に、僕はすぐに妻に電話をかけて『アン・ハサウェイがオスカーを獲ることに有り金全部を賭けるんだ』と。オスカーに相応しい演技を目の当たりにしたからね」と称えた。

さらにダーレン・アロノフスキー監督やドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、クリストファー・ノーラン監督ら2人がそれぞれ関わってきた監督たちのポリシーに話題が移ると、アンは「私は“監督オタク”で、常に最高の監督を探している。クリスは映画を最小限まで分解して組み立て、華やかで巨大なものを仕上げる。とても刺激的でお気に入りの監督」と、『ダークナイト:ライジング』(12)と『インターステラー』(14)の2作で組んだノーラン監督を絶賛。

『LOGAN/ローガン』のラストシーンの裏には、マンゴールド監督との厚い信頼関係が…!
『LOGAN/ローガン』のラストシーンの裏には、マンゴールド監督との厚い信頼関係が…! 写真:SPLASH/アフロ

またジャックマンも『ニューヨークの恋人』(01)、『ウルヴァリン:SAMURAI』(13)、『LOGAN/ローガン』(17)でタッグを組んだジェームズ・マンゴールド監督への厚い信頼をのぞかせると、自身のブレイクのきっかけとなったウルヴァリン役について回想する。「カメオ的な出演を入れれば9作品で演じてきた役で、多くの人に愛されているキャラクター。何年もかけて多くのことを学ばせてもらった」。

そして「『LOGAN/ローガン』がウルヴァリンとしての最後の作品になることは早くからわかっていたし、大きな期待が寄せられていたから、僕はすべてを注ぎ込んだんだ」と語り、ラストシーンの撮影の際にマンゴールド監督もじっくりと魂を込めて臨んでくれたことを振り返る。「彼は言ったんだ。『なにも心配はいらない。これでウルヴァリンの歴史が終わるんだ』と。その時間は、俳優としても僕自身としても忘れがたい贅沢だったよ」。

【写真を見る】若すぎる!13年前の『X-MEN:ファイナル ディシジョン』プレミアに登場したヒューとハル・ベリー、ファムケ・ヤンセン
【写真を見る】若すぎる!13年前の『X-MEN:ファイナル ディシジョン』プレミアに登場したヒューとハル・ベリー、ファムケ・ヤンセン 写真:SPLASH/アフロ

そんなジャックマンは、また別の日に「Global Citizen's Global Goal:Unite for Our Future」の企画で「X-MEN」3部作のキャストが集結した動画にも登場。こちらにはハル・ベリー、ファムケ・ヤンセン、パトリック・スチュワートが集まり「20年たったなんて信じられるかい?」と懐かしんでいたところに、『ウルヴァリン X-MEN:ZERO』(09)で初登場を果たしたデッドプール役のライアン・レイノルズと、新シリーズに出演したソフィー・ターナー、ジェームズ・マカヴォイらも飛び入りで参加。

レイノルズの乱入にジャックマンが苦い表情を見せるのも束の間、「『ゲーム・オブ・スローンズ』の同窓会だと思った」と呟いて退出するターナーを筆頭に、「『007』の再会企画が」「『スプリット』のが」「『スタートレック』」と呟いてキャスト陣は続々と退出。ジャックマンとレイノルズが2人きりで残されたところに、「『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』の同窓会だ!イェーイ!」とハイテンションなリーヴ・シュレイパーが登場するという、何度観ても楽しいユニークな動画に仕上がっていた。

文/久保田 和馬

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