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ハイテンションなCMが話題!“3つのポイント”で『ぐらんぶる』の魅力を丸裸に

コラム

ハイテンションなCMが話題!“3つのポイント”で『ぐらんぶる』の魅力を丸裸に

夏らしさ満載で南の島気分に!ストレスも吹き飛ぶスッキリ爽快感

夏を全身で感じる『ぐらんぶる』がやってくる!
夏を全身で感じる『ぐらんぶる』がやってくる![c]井上堅二・吉岡公威/講談社 [c]2020 映画「ぐらんぶる」製作委員会

青い海に照りつける陽射し、聞こえてくる潮騒、仲間たちとワイワイ盛り上がる飲み会に、甘酸っぱい恋…。離島を舞台にした本作には、夏にしたいことのすべてがぎっしり。

スポットCMの「歌篇」では、竜星と犬飼が「溜まったストレス ドバッと開放」と本作の魅力を歌っていたが、その言葉通り、『ぐらんぶる』には自粛ムードで溜まりに溜まったストレスさえも一瞬で吹き飛ぶほどの爽快感がある。ストレスも衣服もすべてを脱ぎ捨てて浜辺で疾走したり、夜のプールサイドで本心を打ち明けあったり、スピリタスをガンガン飲んだり…。
『ぐらんぶる』を観るだけで、いろいろな意味で“忘れられない”夏を謳歌できるはずだ。

夏真っ盛りにぴったりな爽快感!飲んでハジけてストレスを吹き飛ばす
夏真っ盛りにぴったりな爽快感!飲んでハジけてストレスを吹き飛ばす[c]井上堅二・吉岡公威/講談社 [c]2020 映画「ぐらんぶる」製作委員会

そんな、夏らしさ満載の本作だが、映画化にあたり原作者からは「裸とお酒はマストだが、ダイビングのシーンだけはふざけないでほしい」という要望があったという。また英監督自身もダイビングシーンの撮影はノースタントで撮りたいと希望し、キャスト陣は多忙の合間を縫ってダイビングのライセンスを取得。

はっちゃける時はしっかりとはっちゃけ、真面目にやる時はとことん真面目に…。そのコントラストが本作の魅力をより一層高めているのだろう。

全裸で友情が深まった…!? 竜星涼と犬飼貴丈の“コンビ芸”に注目

常に全力でハイテンション!“全裸映画”が青春映画の新たなスタンダードに!?
常に全力でハイテンション!“全裸映画”が青春映画の新たなスタンダードに!?[c]井上堅二・吉岡公威/講談社 [c]2020 映画「ぐらんぶる」製作委員会

怪しげなサークルと、個性的でヤバすぎる仲間たちとの出会いを、全裸かつハイテンションで描く前代未聞の作風のなかにも、しっかりと物語のおもしろさが感じられるのは、英監督が手掛けた『トリガール』(16)にも通じるものがあり、まさに青春映画の名手、英監督の本領発揮だ。

「青春って、その時だけ輝いているもの」と語る英監督は、「いつもの青春映画と違うフォーマットで観るのも楽しいんじゃないかという気持ちで作った。見たことないものになっていると思います」と、その出来栄えに確かな手応えをのぞかせていた。

もちろん主人公たちと同じ学生以外も楽しめること請け合いだ。全力投球な姿に憧れるのもよし、自分の大学時代と重ねてみるのもよし。青春映画の新たなスタンダードとして、“全裸映画”が定着する日もそう遠くはないだろう。

【写真を見る】まさに“体当たり”!竜星涼&犬飼貴丈が限界ギリギリの脱ぎっぷりを披露
【写真を見る】まさに“体当たり”!竜星涼&犬飼貴丈が限界ギリギリの脱ぎっぷりを披露[c]井上堅二・吉岡公威/講談社 [c]2020 映画「ぐらんぶる」製作委員会

先日行われた本作のイベントで「ここまで脱がされる映画になるとは思ってませんでした」と振り返った竜星は、「この映画を通して服の大事さを感じることができました」と草むらのシーンでは全裸で寝転んだせいで毛虫に刺されたというエピソードを告白。一方で犬飼は“全裸撮影”のおかげで「ただ共演するよりも竜星さんとの心の距離の縮まり方が早かった」と、“全裸”のメリットを猛アピールした。

スポットCM「感動編」では、そんな2人のバディとしての熱い絆を感じさせる、青春感満載の胸熱シーンが。撮影現場で2人は「コンビ芸のようだった」と英監督に言わしめるほど抜群のチームワークを見せていたとのことで、その活き活きとした演技から目が離せない。ヤバすぎるメンバーに囲まれるうちに普通の大学生活を求めるようになる伊織と耕平に、一体どんな結末が待っているのか…。

ある出演者の親は、完成した作品を観て4回泣いたとか(本人談)。まさに“笑って泣ける”『ぐらんぶる』の魅力が少しでも伝わったことだろう。

先日、自身のインスタライブ内で「皆さんが笑って、踊って、弾けて、ときどき脱いで、最高の夏になることを願っております!」と呼びかけていた竜星。その言葉通り、この夏はもうこの“お祭り映画”に乗るっきゃない!是非とも映画館に足を運び、個性あふれる登場人物たちと一緒にこのうえなく楽しい時間を過ごしてみてほしい。

※高嶋政伸の「高」ははしご高が正式表記

文/久保田和馬

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