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「イヴの時間」吉浦康裕監督の新作長編アニメ『アイの歌声を聴かせて』製作決定!特報も到着

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「イヴの時間」吉浦康裕監督の新作長編アニメ『アイの歌声を聴かせて』製作決定!特報も到着

サカサマのパテマ』(13)で文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞した吉浦康裕が原作、監督、脚本を務める長編オリジナルアニメ『アイの歌声を聴かせて』(2021年公開)の製作が決定。あわせて、メインキャラクターの6人が描かれたキービジュアルと、主人公が歌う楽曲にのせた特報第1弾が解禁となった。

『アイの歌声を聴かせて』製作決定でキービジュアルが解禁!
『アイの歌声を聴かせて』製作決定でキービジュアルが解禁![c]吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会

『イヴの時間 劇場版』(09)で東京国際アニメフェアOVA部門優秀作品賞を受賞し、新時代を担うアニメーション監督として期待される吉浦の最新作。制作を「ワンパンマン」、「斉木楠雄のΨ難」のJ.C.STAFFが手がけ、『海辺のエトランゼ』(9月11日公開)の原作者、紀伊カンナがキャラクター原案を担当する。総作画監督とキャラクターデザインを「のだめカンタービレ」や「ハチミツとクローバー」の島村秀一が務め、「∀ガンダム」、『コードギアス 復活のルルーシュ』(19)の大河内一楼が共同脚本を手がける。

キービジュアルには、それぞれに個性を感じさせる6人の姿が描かれている。さらに監督が「彼女らに、日常の斜め上を行く出来事が降りかかったら?きっと驚いて、戸惑って、笑って、泣いて。そして気がつくと、日常が少しだけ楽しく前向きになっている…そんな映画にしようと思っています」と語る通り、青空を背景に明るく爽やかな青春映画を予感させるものに。また特報では、ある日転校してきた主人公が歌う曲にのせて「その歌は、ひとりの少女とクラスメイトを幸せにする」というナレーションとともに高校生たちの姿が映しだされていく。

吉浦監督は「たくさんの人が楽しいと思える映画を創ろう。そしてその楽しさは、なによりも自分自身の内から湧き出てくるものを信じよう。こうして、いままで生きてきたなかで、心の底から楽しいと思えた瞬間を思い出しながら物語を描き始めました。これが本作『アイの歌声を聴かせて』のスタート地点です」ともコメントしている。気鋭のスタッフが集結した渾身の作品がどんなゴールを迎えるのか?いまから期待が高まる!

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