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トム・ハーディ主演で“伝説のギャング”の最晩年を描く『カポネ』予告編が公開

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トム・ハーディ主演で“伝説のギャング”の最晩年を描く『カポネ』予告編が公開

かつてアメリカの暗黒街に君臨した伝説のギャング、アル・カポネの知られざる最晩年を描いた『カポネ』(2021年2月26日公開)。このたび、カポネを演じるトム・ハーディの姿を捉えた場面写真と予告編が解禁となった。

アル・カポネの最晩年を描く『カポネ』の場面写真と予告編が公開
アル・カポネの最晩年を描く『カポネ』の場面写真と予告編が公開[c]2020 FONZO, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

歴史上最も有名なギャングの最晩年を、新たな視点で描く本作。1940年代半ば、長い服役生活を終えたアル・カポネは、フロリダ州の大邸宅で妻と静かな隠居生活を送っている。もはや“暗黒街の顔役”と恐れられたカリスマ性は失われ、カポネは梅毒の影響による認知症に苦しんでいた。一方で、そんなカポネを未だに危険視するFBI捜査官は、彼の仮病を疑い、隠し財産のありかを探るために執拗な監視活動を行う。やがて病状が悪化したカポネは、現実と悪夢の狭間で奇行を繰り返していく。


予告編には、認知症を患ったカポネが、血塗られた過去の悪夢に苛まれる様子が収められている。家族との食卓で突然暴れだし、はだけたバスローブとブリーフ姿で発狂しながら銃を乱射するなど、妄想に取り憑かれた男の狂気をハーディが全身全霊で体現。ラストには、画面のこちら側を覗き込むカポネの表情が印象的な映像に仕上がっている。

監督と脚本を務めるのは、『クロニクル』(12)などのジョシュ・トランク。ハーディのほか、マット・ディロン、カイル・マクラクランら実力派キャストの共演にも期待したい。

文/サンクレイオ翼

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