緊急事態宣言が三大都市圏を中心に11都府県へ拡大、主要シネコンの対応まとめ|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
緊急事態宣言が三大都市圏を中心に11都府県へ拡大、主要シネコンの対応まとめ

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緊急事態宣言が三大都市圏を中心に11都府県へ拡大、主要シネコンの対応まとめ

政府は14日から、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の対象区域に、7府県を追加。大阪、京都、兵庫、愛知、岐阜、福岡、栃木が加わり、すでに発令している首都圏4都県と合わせ、対象は三大都市圏を含む11都府県に広がった。2月7日(日)までの期間、対象地域には「20時以降の不要不急の外出自粛」などが要請されているため、シネコンを含む各劇場も様々な対応を迫られている。

多くの劇場では、要請に則り、営業時間を20時まで、ビールなどのアルコール類の販売は最大19時までに変更。今回追加となった対象府県のシネコン劇場ではすでに段階的な実施が始められており、来週にはほとんどの劇場が適応となる。また、TOHOシネマズや松竹マルチプレックスシアターズ、シネマサンシャインなどでは、上映開始日前より座席購入が可能な「先売り販売(=翌日以降の座席指定券の販売)」を一時休止しているが、デジタル映画鑑賞券「ムビチケ」など、公開が先の映画を鑑賞できる「前売券」は通常通り販売している。

コロナ禍では観客同士の間隔を離しての座席販売を実施していた例も(写真は2020年9月取材時の、TOHOシネマズ 立川立飛)
コロナ禍では観客同士の間隔を離しての座席販売を実施していた例も(写真は2020年9月取材時の、TOHOシネマズ 立川立飛)撮影/編集部

昨年の緊急事態宣言では全国の映画館が休業を余儀なくされたが、営業再開後、映画館は徹底した感染防止策に努めてきた。観客たちもまた、入場時の検温やマスク着用、チケットのウェブ購入など、新たな映画マナーを身につけてきた。

映画界は”安全”を最優先に徹底した感染防止策に努め、映画文化の灯を守り続けていく。こうした取り組みを理解したうえで、ぜひ安全に映画を楽しんでいただきたい。

各映画チェーンの対応は、以下のとおり。

営業時間の短縮

・TOHOシネマズ、ユナイテッド・シネマ、イオンシネマ(1都3県所在の劇場)、シネマサンシャイン(東京都、千葉県所在の劇場)、コロナシネマワールド(神奈川県所在の劇場)、松竹マルチプレックスシアターズ(1都3県、栃木県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県所在の劇場)、ティ・ジョイ(1都3県、大阪府所在の劇場)、テアトルシネマ(1都3県、大阪府、兵庫県所在の劇場)、109シネマズ/ムービル(1都3県、栃木県、愛知県、大阪府、兵庫県所在の劇場)、チネチッタ、ヒューマックスシネマ
当面、20時までに上映を終了

・TOHOシネマズ(栃木県、愛知県、岐阜県、大阪府、京都府、兵庫県、福岡県所在の劇場)、コロナシネマワールド(岐阜県、福岡県所在の劇場)、イオンシネマ(愛知県、岐阜県、大阪府、京都府、兵庫県、福岡県所在の劇場)、ティ・ジョイ(福岡県所在の劇場)、ミッドランドシネマ
1月16日(土)から20時までに上映を終了

・ユナイテッド・シネマ(栃木県、愛知県、大阪府、福岡県所在の劇場)、コロナシネマワールド(愛知県所在の劇場)
1月18日(月)から20時までに上映を終了

飲食の販売について

・TOHOシネマズ、シネマサンシャイン、ユナイテッド・シネマ、コロナシネマワールド、イオンシネマ、松竹マルチプレックスシアターズ、ミッドランドシネマ、チネチッタ、ヒューマックスシネマ
アルコール類は、11時から19時までの販売

・ティ・ジョイ
アルコール類は、11時から飲食売店の営業終了までの販売

・イオンシネマ
飲食売店は最終上映回の本編開始時間までの販売

座席指定券の先売り販売一時休止

・TOHOシネマズ、シネマサンシャイン、コロナシネマワールド、松竹マルチプレックスシアターズ、テアトルシネマ、ミッドランドシネマ、109シネマズ/ムービル(全劇場)、ヒューマックスシネマ
当面、座席指定券の先売り販売を一時休止。当日上映分のみの販売

・チネチッタ
1月8日~1月21日(木)は座席指定券の先売り販売を一時休止。当日上映分のみの販売

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