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「ファンタビ」最新作が撮影中断、主要キャスト&クルーが南ア型変異株感染か

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「ファンタビ」最新作が撮影中断、主要キャスト&クルーが南ア型変異株感染か

イギリスのハートフォードシャーにあるワーナー・ブラザースのリーブスデン・スタジオで撮影中だった、ジュード・ロウやエディ・レッドメインが出演する人気シリーズ「ファンタスティック・ビースト」第3弾が、再び撮影を中断せざるをえない事態となった。

「Daily Mail」がスタジオ関係者の話として、代えがきかないキャストとクルーが、南アフリカ型変異株の新型コロナウイルスに感染したようだと報じている。

昨年9月には、発音やスピーチを担当するアクティングコーチがコロナに感染したが、撮影を継続。今回は厳格な感染予防ルールに従って撮影をしていたにもかかわらず感染者が出たため、撮影中断を余儀なくされたというが、責任者は、具体的な感染者や人数については明らかにしておらず、撮影再開時期などの詳細も不明。

イギリスでは、日本時間2月4日現在、10か所から南アフリカ型変異株が発見されているが、そのうちの一つであるハートフォードシャーのブロックスボーンは、スタジオから30分ほどのところにあり、スタジオで働く2000人以上のスタッフらは、戦々恐々としているという。

同作は、昨年3月16日から撮影開始予定だったが、イギリスのロックダウンにより撮影中断を余儀なくされていた。その後9月に撮影を再開したが、11月6日に、裁判敗訴により実質的に「ワイフビーター」の烙印を押されてしまったジョニー・デップがグリンデルバルド役を降板。代役に決まったマッツ・ミケルセンを迎えて撮影を進めていた。

同スタジオは、昨年も新作『ザ・バットマン』の主役ロバート・パティンソンがコロナに感染したため、2週間の撮影中断を余儀なくされたと伝えられていた。

文/JUNKO

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