孤島の灯台で男たちを待つものは?W・デフォー×R・パティンソン共演『ライトハウス』特報に恐怖の予感|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
孤島の灯台で男たちを待つものは?W・デフォー×R・パティンソン共演『ライトハウス』特報に恐怖の予感

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孤島の灯台で男たちを待つものは?W・デフォー×R・パティンソン共演『ライトハウス』特報に恐怖の予感

『ムーンライト』(16)、『ミッドサマー』(19)などの良質な作品を生み出している配給会社A24製作の『ライトハウス』の日本公開が7月に決定。あわせて、ポスタービジュアルと特報映像も到着した。


長編デビュー作『ウィッチ』(15)が高く評価されたロバート・エガース監督の新作ということもあり、長らく日本公開が待たれていた本作は、1890年代のニューイングランドの孤島を舞台に、2人の灯台守たちが外界から遮断され、徐々に狂気と幻想に侵されていく様子を恐ろしくも美しい映像で描いたスリラー。『TENET テネット』(20)のロバート・パティンソンと『永遠の門 ゴッホの見た未来』(18)の名優ウィレム・デフォーがW主演を務めている。また、1801年のイギリス・ウェールズでの実話がベースになっており、劇中、ほぼ全編に渡ってパティンソンとデフォーの2人しか登場しない点も注目。絶海の孤島という極度の緊張感が強いられる空間の中で彼らが繰り広げる壮演技合戦が、数多くの映画賞で絶賛されている。

ポスタービジュアルは舞台となる孤島を背景にパティンソンとデフォーの顔が奇妙な構図で切り取られたもので、中心には本作の重要なキーワードの“灯台”が配置され、モノクロームの色調が不穏な空気を醸し出している。同時に解禁された特報映像は、暗闇に灯る灯台と耳障りなサイレンの音、孤島にやってきた2人の男が順々に映し出され、これから彼らに待ち受けるミステリアスな運命を予感させる内容となっている。


さらに、第92回アカデミー賞撮影賞にもノミネートされた、モノクロームの映像の美しさも見逃せない。実力派スターの競演とこだわりの映像から生み出される狂気の世界をのぞいてみてはいかがだろうか。

文/サンクレイオ翼

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