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スカンジナビア3国のロイヤル夫妻、リモートで王室の将来を話し合い

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スカンジナビア3国のロイヤル夫妻、リモートで王室の将来を話し合い

ヘンリー王子夫妻の暴露インタビューなどで激震が走ったのは、英国のロイヤルファミリーだけではなかった。この程、スカンジナビアと呼ばれる3か国のスウェーデン、デンマーク、ノルウェーのロイヤルがビデオコールで集結し、君主制の将来について話し合い、団結を強めたようだ。


スウェーデンのヴィクトリア皇太子とダニエル王子夫妻、デンマークのフレデリック皇太子とメアリー皇太子妃夫妻、ノルウェーのホーコン王太子とメッテ=マリット王太子妃夫妻らは、各邸宅の自室から、それぞれビデオコールで会談する様子を公式Instagramでお披露目した。こちらのショットでは、室内はもちろんのこと積み上げた本の上にノートパソコンを置いている様子など、普段はなかなか見ることができないシーンを垣間見ることができる。3組のツーショット写真はとてもリラックスした様子で楽しそうだ。

「People」などによれば、スカンジナビア3国の王室はとても近い関係にあり、ロイヤルメンバーは、冠婚葬祭への出席など公私ともに仲が良い。メアリー皇太子妃とホーコン王太子は、スウェーデンのヴィクトリア皇太子の娘であるエステル王女のゴッドペアレンツなのだという。

かねてから英王室のチャールズ皇太子は、経費削減問題で王室のスリム化を提言し、既にスウェーデンでは、2019年に一部の孫たちを王室から除外することを明らかにしている。そのことがヘンリー王子夫妻の英王室離脱や渡米につながったとも言われているが、フィリップ王配が逝去したことを受けて、いよいよ英王室のスリム化が現実味を帯びてきた。

メアリー皇太子妃はオーストラリア出身、メッテ=マリット王太子妃は結婚前、子どもを持つシングルマザーだったことなど欧州の王室にもさまざまなドラマがあるが、今回のヘンリー王子夫妻の離脱劇や暴露インタビューは、欧州各国の王室にも大きな衝撃を与えたと言われている。コロナ禍で若者の君主制への支持離れも叫ばれるなかで、スムーズな統制を目指した円滑なスリム化が王室の課題となっているようだ。

文/JUNKO

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