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『映画大好きポンポさん』小原好美&木島隆一が告白する、若手俳優の“声優参戦”がもたらした化学反応

インタビュー

『映画大好きポンポさん』小原好美&木島隆一が告白する、若手俳優の“声優参戦”がもたらした化学反応

「後半のシーンは見入ってしまった」(小原)、「清水くんと熱く語り合いたい!」(木島)

劇中では、ポンポさんに背中を押されながらジーンは映画監督として、ナタリーは女優としての喜びを見いだし、才能を開花させていく。ジーン役とナタリー役に、本業が声優ではない2人が抜てきされたが、小原はそれによってすばらしい化学反応が生まれたと話す。

監督しての才能を開花させていくジーン。清水のエネルギッシュな演技にも注目!
監督しての才能を開花させていくジーン。清水のエネルギッシュな演技にも注目![c]2020 杉谷庄吾【人間プラモ】/KADOKAWA/映画大好きポンポさん製作委員会

小原は「本作には、ジーンとナタリーの成長物語という側面もあり、ポンポさんは2人を導くような存在です」と説明しつつ、「清水さんも大谷さんも、アニメーションに出演することが夢だったそうです。事前に台本をしっかりと読み込み、緊張しながらも“この役をきちんと演じ切りたい”という強い想いで、アフレコに臨んでいらっしゃいました」と彼らのひたむきさに惚れ惚れ。「初々しかったジーンとナタリーがどんどん成長していく…という過程をリアルに描くうえでは、清水さんのジーンと、大谷さんのナタリーはものすごくぴったりだったと思います」と太鼓判を捺す。

また「私も以前、実写のお仕事をしていたこともあり、清水さんと大谷さんがどれだけ緊張されて現場に来ていたのかということが、わかる部分もあって。私自身まだまだ声優としても新人の身ですが、声優デビューしたてのころは、ちょっと吐きそうになるくらい緊張していましたから(笑)。お二人も不安だったろうなと思うんです」と、清水と大谷に心を寄せる。


ナタリーは、ポンポさんの目利きにかなった新人女優
ナタリーは、ポンポさんの目利きにかなった新人女優[c]2020 杉谷庄吾【人間プラモ】/KADOKAWA/映画大好きポンポさん製作委員会

木島も「時間を重ねれば重ねるほど、清水くんも大谷さんもどんどん上達していった。それが目に見えてわかりました」と証言し、「清水くんも大谷さんも、まだ21歳だそうです。おどろきですよね!役への臨み方、学ぼうとする姿勢もすばらしい。後ろからその姿を見ていて、正直、尊敬しました」としみじみ。本作ではセリフのタイミングを計るために、本番前に仮アテレコの作業があったそうで、そこで木島はジーン役に声を吹き込んでいるのだとか。「そういったこともあって、なんだか清水くんには勝手に親心のようなものが芽生えてしまって(笑)。いまはこういったご時世なので、なかなかかなわないですが、いつか一緒に飲みに行きたいですね。本作に対する熱い想いを語り合いたいです!」と愛情を傾けていた。

小原は「お二人のお芝居を見ていると、それだけで感動してしまって。後半のシーンは、見入ってしまうくらいの迫力がありました」とアフレコを振り返りつつ、「お二人の頑張っている姿には、胸打たれるものがありました」と情熱をぶつけた清水と大谷の健闘を称えていた。

取材・文/成田おり枝


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