『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が首位デビュー!『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』もランクイン
6月に入って最初となる5・6日の週末映画動員ランキング。『るろうに剣心』二部作の人気が光る週末となった。
『るろうに剣心 最終章』二部作がワンツー!
『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が土日2日間で動員24万7600人、興収3億6300万円をあげ、初登場1位を獲得。初日から3日間の累計が動員35万人、興収5億円の好スタートを切っている。公開中の『るろうに剣心 最終章 The Final』をはじめとする「るろうに剣心」シリーズの前日譚となっており、剣心の頬にある十字傷や「なぜ、剣心は二度と人を斬らないと誓ったのか?」という謎が明かされる。
本作はアニメ化されたエピソードのなかでももっとも評価が高い「追憶編」がベースとなっており、大迫力の剣戟アクションが見どころだったこれまでの作品とは打って変わり、せつなく儚いストーリーが展開される。鑑賞したファンたちからは、「名作中の名作であるOVA版の『追憶編』をほぼ完璧に実写化してくれた」というものや、「寡黙で詩的なアニメ版の良さを引き継いでいます」「もう、言葉にできないくらい良かった」などの絶賛する声がSNSにアップされている。
そして2位には、先週1位だった『るろうに剣心 最終章 The Final』がランクインし、二部作がワンツー。土日2日間で動員7万3000人、興収1億900万円をあげ、累計では動員245万人、興収34億円を突破している。
『映画 賭ケグルイ』第2弾が8位、『胸が鳴るのは君のせい』も9位で続く
新作ではほかに、河本ほむら原作、尚村透作画による人気コミックを原作とし、主演の浜辺美波らによるオーバーアクション&ハイテンションな演技も話題となったテレビドラマの映画化第2弾『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』が8位に登場。累計発行部数250万部突破の同名少女コミックをジャニーズJr.「美 少年」のメンバー、浮所飛貴の映画初主演で実写化した『胸が鳴るのは君のせい』は9位となった。
『名探偵コナン 緋色の弾丸』や『地獄の花園』が上位をキープ
既存作品では、『名探偵コナン 緋色の弾丸』が先週よりワンランクアップして3位になり、累計では動員483万人、興収67億円を記録している。続いて、『地獄の花園』が4位に入り、累計で動員37万人、興収5億円に。公開以来初の圏外となってしまった『シン・エヴァンゲリオン劇場版』だが、累計では動員567万人、興収86.7億円となった。
今週末には、菅田将暉演じる漫画家がSEKAI NO OWARIのFukase扮する殺人鬼に翻弄されるサスペンス『キャラクター』、直木賞作家の西加奈子による同名小説を明石家さんまの企画&プロデュースでアニメーション映画化した『漁港の肉子ちゃん』といったタイトルが控えている。
文/サンクレイオ翼
1位 るろうに剣心 最終章 The Beginning
2位 るろうに剣心 最終章 The Final
3位 名探偵コナン 緋色の弾丸
4位 地獄の花園
5位 美しき誘惑-現代の「画皮」-
6位 いのちの停車場
7位 クルエラ
8位 映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット
9位 胸が鳴るのは君のせい
10位 劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-後編 Paladin; Agateram
※興行通信社調べ