『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が、興収960.5%増で9週ぶり首位!『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』も初登場|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が、興収960.5%増で9週ぶり首位!『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』も初登場

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『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が、興収960.5%増で9週ぶり首位!『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』も初登場

6月12・13日の週末映画動員ランキング。新作が複数本トップ10入りしたほか、上位にも変動が見られる結果となった。

新たな特典や新バージョンの上映もあと押しに!『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が首位に返り咲き

今週の1位に輝いたのは、公開14週目にして先週のトップ10圏外から舞い戻ってきた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。土日2日間で動員16万9000人、興収2億6600万円をあげ、9週間ぶりに首位に返り咲くという快挙を成し遂げた。12日から100万部限定の入場者プレゼント配布と、SNSと連動したキャンペーンを実施。細かなカットの差し替えなどを行った「EVANGELION:3.0+1.0」バージョンでの上映、全国6サイトでのドルビーシネマ上映が始まったことが大幅な動員アップにつながったと思われ、前週比で動員939.8%、興収960.5%という驚異的な数字を記録した。累計では動員586万人、興収89億円としている。

先週1位だった『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は動員16万7000人、興収2億4500万円をあげるもワンランクダウンの2位に。累計では動員76万人、興収10億円となった。

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』や『キャラクター』、『漁港の肉子ちゃん』など新作がトップ10入り

新作からは、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が初登場3位に。「機動戦士ガンダム」シリーズの生みの親、富野由悠季監督による同名小説をアニメ映画化した3部作の第1部で、映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(88)から12年後の世界が描かれる。

【写真を見る】『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(88)の12年後の世界が描かれる『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が初登場3位に
【写真を見る】『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(88)の12年後の世界が描かれる『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が初登場3位に[c]創通・サンライズ

続く4位には動員13万3000人、興収1億9100万円をあげた『キャラクター』がランクイン。「20世紀少年」、「MASTERキートン」など、浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者の長崎尚志が原案と脚本を務めており、若手演技派の菅田将暉と、本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARIのボーカル、Fukaseの共演も話題となった。


『キャラクター』は4位スタート
『キャラクター』は4位スタート[c]2021映画「キャラクター」製作委員会

このほかでは、直木賞作家の西加奈子による同名小説を、明石家さんまの企画&プロデュースでアニメ映画化した『漁港の肉子ちゃん』が7位。「ジョン・ウィック」シリーズの脚本家デレク・コルスタッドと製作デビッド・リーチが再タッグを組んだ『Mr.ノーバディ』も10位でスタートしている。

『漁港の肉子ちゃん』が7位
『漁港の肉子ちゃん』が7位[c]2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会

今週末には、南勝久原作の人気コミックを岡田准一主演で実写化した『ザ・ファブル』(19)の続編『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』、人気格闘ゲームを映画化したバイオレンスアクション『モータルコンバット』、音に反応して人類を襲う“なにか”の恐怖を描いたホラーの第2弾『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』といったタイトルが控えている。

文/サンクレイオ翼

以下は、1~10位までのランキング(6月12・13日)
1位 シン・エヴァンゲリオン劇場版
2位 るろうに剣心 最終章 The Beginning
3位 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
4位 キャラクター
5位 るろうに剣心 最終章 The Final
6位 名探偵コナン 緋色の弾丸
7位 漁港の肉子ちゃん
8位 クルエラ
9位 地獄の花園
10位 Mr.ノーバディ
※興行通信社調べ

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