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ライアン・レイノルズらが『フリー・ガイ』ワールドプレミアに集結!全米批評家のレビューは?

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ライアン・レイノルズらが『フリー・ガイ』ワールドプレミアに集結!全米批評家のレビューは?

<コメント>

●ライアン・レイノルズ(ガイ役)
「いつの時代よりもいまの時代にとってタイムリーな作品だと思います。映画自体がすばらしく、喜びの塊がすごい速さで転がっていくような作品。原作がある作品でもなく、コミック作品でもなく、僕が子どもの頃に観ていたようなオリジナルなアイディアのみに基づいた作品に参加できてとても興奮しています。新たな映画コンセプトのような映画に時間と資金をそそいでくれたディズニーと20世紀スタジオには感謝しています。けっこう大きなリスクだったと思いますが、これまでの初期段階における反応は上々です。これ以上うれしいことはないですね。とても喜んでいます。

子どもの頃に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観た時のことを覚えていますが、映画の世界に入り込めて圧倒させられるような作品だった。この映画はそれに近い映画だと思います。別の世界に連れていってくれる。鑑賞後に大きな笑みを浮かべながら劇場を後にするような作品です。その感覚を再び感じたいとずっと望んでいました。頻繁に感じられる感覚でもない。特に、これまでの16、17カ月間は不安定な社会だったから、多くの観客が心から楽しめることを楽しみにしています。

多くの人の共感を得られるようなテーマを持っていると思います。僕自身にとって、この映画は“手と手をとりながら協力し合って影から歩み出せばなんでも可能だ、団結すれば変化をもたらすことができる” というような意味を持っています。背景に追いやられている人たちが光を浴びるチャンスを手に入れ、変化をもたらす。それこそが、特に最近の社会と共鳴するところではないでしょうか」

●ジョー・キーリー(キーズ役)
「最高にクレイジーな気分です。これまでに数回の公開のチャンスを経て、正直ホッとしています。やっと観客に観てもらえるようになって胸を撫で下ろしました。長い間話題になっていましたからね。やっと公開されて、観客が楽しめるようになって本当によかったです。

これは誇りに思える作品。娯楽的な作品であり、よいメッセージを持っている作品。多くの人に観てもらえることを楽しみにしています。アクション、コメディー、ロマンスの要素がすべて入っていて、大きなハートを持つ作品。それこそがショーン・レヴィ監督独特のスタイルです。『ストレンジャー・シングス 未知の世界』など、監督のすべての作品にはハートがたくさん込められている。本作はさっき言った3つのジャンルが入り混じった作品なのです」

●ショーン・レヴィ監督
「この映画は、約2年前に作りました。この映画の狙いは、ただ劇場で映画を楽しむことです。喜びに満ちた映画体験を実現する作品にしたいと思っていました。楽観的で、いまの冷え切った時代に対しての解毒剤になるような作品にしたいと思ったのです。製作時期から今日に至るまでの間に、率直に言ってより困難に満ち、より憂鬱で、より冷え切った時代になるとは夢にも思わなかった。観客を心から楽しませ、大きな心を持ったアクションコメディ作品は製作当初から目標にしていましたが、いまこそこの映画が必要とされている気がします。

私自身、夏休みの映画作品に期待することはスペクタクル、笑い、感動だ。私たちが正しく仕事をこなしたのならば、『フリー・ガイ』はその3要素をすべて兼ね揃えているはずです。監督のそもそもの仕事や役割というのは、様々なトーンをうまくブレンドさせ、組み合わせていくこと。従って、アクション以上、コメディー以上、ハートウォーミングな作品以上とならなければならなかった。どのシーンにおいても、絶妙なバランスを保つことに集中しました。映画館での楽しいひと時を味わってほしい。とにかく楽しんでほしい。そして、前向きな姿勢と希望が持つ可能性というテーマを噛み締めてほしいと願っております」

文/久保田 和馬

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